発表の内容
Nothingは新型ヘッドホン「Headphone (1) Pro」を発表しました。価格は6万4800円です。
音響面では、低音用ダイナミックドライバーと高精度ドライバー、高音用xMEMSドライバーの3種類を内蔵します。ワイヤレス再生だけでなく、USB-Cケーブルによる有線接続では最大24bit/192kHzのロスレス再生に対応します。
ノイズキャンセリングは合計10個のマイクを備え、最大46dBの雑音を低減します。バッテリーはノイズキャンセリングをオフにした状態で最大68時間の再生が可能です。5分の充電で4時間再生できる急速充電にも対応します。
本体にはスマートアシスタントを呼び出すボタンを備えています。騒がしい場所での通話や、オフィスで集中して作業したい場面で活用できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、低音から高音まで得意分野が分かれた3つのスピーカーを片耳ごとに詰め込んだ高級ヘッドホンです。たとえるなら、1人で全教科を教えるのではなく、国語・数学・英語それぞれに専門の先生を用意したような構成です。音のつぶれを防ぎつつ、強力なノイズ遮断で静かな作業空間をつくれます。
編集部の見方

6万4800円という価格設定には、さすがに強気な印象を受けました。同社のイヤホンシリーズがお手頃な価格帯で人気を集めてきた経緯を考えると、今回は明確にハイエンド市場を狙いにきています。
強気の価格設定。
ただ、3種類のドライバー構成や最大68時間のバッテリー持ちを見る限り、性能面での妥協は感じられません。デスクワークで長時間ヘッドホンを着けっぱなしにする人なら、作業用ギアの有力な選択肢になりそうです。筆者としては、秋以降に登場するであろう競合他社の新フラグシップ機と比べて、この音響設計がどれほど評価されるかを見届けたいところです。
誰に関係するか
騒がしい環境でPC作業やオンライン通話をしている人は、最大46dBのノイズ低減と専用マイクにより周囲の音を気にせず業務に集中できるようになります。

