OpenAI Codexの発表内容

OpenAI Codexの開発チームは、新機能「Decisions API」の提供を始めました。すべての開発者を対象に、公開ベータ版(開発途中の試用版)として提供しています。

Decisions APIは、アプリが適切なモデルやツール、動作をほぼ即時に選択できるように支援します。API(ソフトウェア同士をつなぐ仕組み)を通じて、状況に応じた選択を実行できます。

判断の速度も向上しています。従来のResponses APIを経由した「GPT-6 Luna」と比べて、最大10倍速く判断を下せます。

AIを使ったアプリを開発する人は、適切なモデルやツールの選択を迅速に行えるようになります。判断にかかる待ち時間を減らし、素早く応答するシステムの構築に役立ちます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、AIアプリが「どの道具やモデルを使うべきか」を決めるスピードが大幅に速くなりました。

たとえるなら、指示を受けるたびに適任の担当者や道具を瞬時に割り振る司令塔のような機能です。従来の仕組みと比べて最大10倍速く判断できるため、アプリ全体の応答がスムーズになります。

編集部の見方

Responses APIを経由したGPT-6 Lunaと比べて最大10倍という数字には、筆者もかなり驚きました。判断速度の追求へ。複数のモデルやツールを切り替えて動かす処理では、選択待ちが滞留の原因になりやすいため、この高速化は実用的です。

ただ、どれほど判断が速くても、呼び出すモデル自体の応答が遅ければ全体の待ち時間は減りません。

AIアプリを開発したい人なら、判断だけでなく後続の処理速度もセットで見極める必要があります。今後はモデルの賢さだけでなく、振り分け処理の速さを競う流れが強まりそうです。まずは次の公式アップデートで、正式版の提供時期や料金体系がどう示されるかを見たいところです。

誰に関係するか

AIを使ったアプリを開発している人は、適切なモデルやツールの選択を最大10倍速く実行できるようになります。