ChatGPTの発表内容

OpenAIは、「ChatGPT Pro」利用者向けに「Codex」デスクトップアプリの入力予測機能「Composer predictions」のベータ提供を開始しました。Codexの返信内容に合わせて、入力欄に次の発言候補が自動で表示されます。

提案された候補はTabキーで入力欄に反映できます。反映後も自動では送信されないため、内容の確認や修正を行ってから送信できます。この機能は標準で有効になっており、一般設定のComposer項目から無効に切り替えることもできます。

利用できる環境は、モデルに「GPT-6 Astra」または「GPT-6.1 Sol」を使うローカルおよびSSH(遠隔接続)のスレッドです。ベータ期間中は予測候補の生成で利用枠を消費しませんが、送信したメッセージは通常の利用制限や課金の対象に含まれます。

会話の流れに応じた文面が入力欄に提示されるため、次の指示をゼロから打ち込む手間を減らせます。候補を確認しながら手動で手を入れて送れるため、意図に合わせた微調整もしやすくなります。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、スマホのキーボードが次の言葉を予測して画面に出してくれるような仕組みが、Codexの指示画面に入ったということです。

AIからの返答を読んだあとに、次に自分が送りそうなメッセージがうっすらと提案されます。良さそうならTabキーを押して採用し、細かいところだけ手直しして送信できます。

編集部の見方

勝手に送られない設計。Tabキーで候補を取り込んだ後、自動で送信されず自分で直してから送れる点に、筆者はかなり好感を持ちました。先回りする入力支援は、意図しない内容のまま誤送信してしまう事故が一番怖いからです。

ただ、予測の生成自体で枠を消費しない設計とはいえ、現状は「ChatGPT Pro」限定なのがちょっと惜しいところです。日常的にCodexで長文の指示をやり取りしている人なら、作業のテンポを上げる武器になりそうです。

今後は、この機能がPlusやTeamといった他のプランにも広がるかを見たいです。

誰に関係するか

「ChatGPT Pro」でCodexデスクトップアプリを使っている人は、提示された入力候補をTabキーで取り込んで編集しながら作業を進められるようになります。