発表の内容
株式会社ZISEDAIは、建築プランを自動生成するクラウドサービス「ZISEDAI TOUCH&PLAN」の外部提供を開始しました。特許を取得した技術を基盤に、外部の不動産事業者向けにサービスを展開します。
本ツールは、建設予定地の用途地域や斜線制限、日影規制といった建築規制の情報を自動で取得します。敷地情報をもとに、プラン生成の計算処理を実行します。物件情報の登録から最短30秒、通常3分ほどで建築ボリュームプランを作成します。敷地が複数の用途地域にまたがる場合でも、独自のデータベースから規制を反映します。天空率や日影規制、東京都安全条例の窓先空地にも対応します。
さらに、各階の平面図や面積表、事業収支表を自動で出力します。役所での事前調査や図面の外注作業を省き、購入判断から決裁までの期間を短縮できます。土地の仕入れ検討を行う担当者は、机上での法規制確認と収益性の試算をその場で同時に進められます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、土地の情報を入れるだけで「どんな建物が建つか」と「いくら儲かるか」を自動で計算してくれるツールです。
建物を建てるときは日当たりや高さの厳しい法律を守る必要があり、専門家が手作業で図面を引いていました。このツールを使えば、新人社員でも数分で法律に合った部屋の配置や収支の表を出せます。
編集部の見方

土地の仕入れでは、法令上の制限を調べて図面を引き、収支を合わせる作業に数日から数週間かかるのが一般的でした。この初期検討がわずか数分で終わる点に、筆者は強い合理性を感じます。業務スピードの劇的な変化。
特に、複数の用途地域にまたがる敷地や斜線制限への自動対応は実務でかなり重宝しそうです。手計算では見落としやすい規制を特許技術で即座に処理できるため、買い付けの判断ミスを防ぐ武器になります。
今後は、2026年3月に完了した一級建築士事務所登録を活かした伴走サービスが、実際の現場でどこまで実効性を持つかを見届けたいです。
誰に関係するか
土地の買い付けや事業計画の検討を担当している人は、複雑な法規制を調べながら収支表と平面図を短時間で作成できるようになります。

