Webflowの発表内容
米Webflowは2026年10月21日、AIの作業位置を制作画面上に表示する「Agent presence」の提供を開始しました。同社の全ワークスペースに向けて、追加費用なしで翌週末までに順次展開します。
これまで外部のAIがWebflowのMCP (外部ツールと連携するための規格) 経由でサイトを編集する際、作業は裏側で行われ、結果だけが画面に反映されていました。今後は同僚が画面上で作業している様子と同じように、AIがどの場所を編集しているかがリアルタイムで把握できます。
同社は2026年の前半に、AIがいつ誰の指示で何を変更したかを記録する履歴機能を提供していました。今回の機能により、作業後の履歴確認にとどまらず、作業中の挙動を画面上で直接見守りながらサイト構築を進められます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、画面上でAIのカーソルが見える機能です。
たとえるなら、複数人で同じオンライン文書を編集するときに、相手のカーソルがリアルタイムで動く様子に似ています。これまでは「裏で作業していたAIがいきなり画面を書き換える」状態でしたが、どこを直しているかが一目で分かります。
編集部の見方

作業ログの提供から一歩進めて、共同編集の画面にAIをそのまま参加させる設計には思わず納得しました。裏側で突然コードやレイアウトが書き換わる体験は、慣れていてもかなり不安を覚えるものです。
透明性の確保。
ただ、カーソルが見えるだけで本当に衝突が防げるかはちょっと気になります。人間同士の編集でも競合が起きる以上、操作の優先順位や承認フローの整備が次に求められそうです。2026年冬に予定される各社のデザインツールのアップデートで、AIとの排他制御がどこまで進むかを見届けたいところです。
誰に関係するか
Webflowをチームで使いながらAIにサイト制作を任せている人は、AIが画面のどこを触っているかをリアルタイムで確認しながら共同作業できるようになります。


