PLaMoの発表内容
Preferred Networksは2026年10月27日、生成AI基盤モデル「PLaMo 3.1 Prime」の提供を開始しました。自律的な調査機能である「Deep Research」を新しく搭載しています。
「Deep Research」はWeb検索や社内文書の検索システムと連携し、出典付きのレポートを作成します。前モデルと比べて処理速度は1.7倍に向上し、不要な出力を抑える非推論モードでは出力トークン数を90%削減しました。
利用形態はチャットとAPI、企業向けのオンプレミス (自社保有の設備で運用する形態) です。APIには無料プランがあるほか、100万トークンあたり入力60円、出力250円の標準プランを用意しています。
自社の機密情報を外部クラウドに出さずに、社内文書に絞った調査作業を自動化できます。担当者が数時間から数日かけていた市場調査や競合分析にかかる時間を短縮できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、指示を出すだけでネットや社内資料を調べて出典付きのレポートをまとめてくれるAIです。
これまでのAIと違い、自社の閉じたサーバーの中だけでも動かせます。社外のクラウドに機密データを出せない企業でも、安心して調査業務を任せられます。
編集部の見方

自律調査が社内の設備だけで完結する点に、筆者はかなり驚きました。
外部クラウドへのデータ送信を社内規定で禁止している組織にとって、閉域環境で動く調査機能は重宝します。市場調査を頻繁に行う担当者なら、まずは1日2回無料で試せるチャット版から触るのが良さそうです。ハルシネーション (事実と異なる回答を生成する現象) の改善が実際の業務文書でどれほど体感できるかも、導入判断の分かれ目になります。
安全運用の新機軸。2026年11月30日に終了する無料キャンペーンの後に、オンプレミス導入の実績がどれだけ公表されるかを見たいです。
誰に関係するか
社内文書や市場動向の調査に時間をかけている人は、自社の安全な環境のまま調査から出典付きレポートの作成までを任せられるようになります。
出典: Preferred Networks ↗/ ITmedia AI+も報道


