n8nの発表内容
安定版の提供は12月上旬を予定しています。
今回の更新は信頼性と安全性の向上に重点を置いています。手動実行の負荷を分散する仕組みを標準化し、コード実行の標準タイムアウトを5分から1分へ短縮しました。また、旧式の「Function」ノードなどを廃止し、自社サーバー向けではDocker (コンテナ管理技術) での運用に一本化します。
設定画面には影響を調べる移行レポートを用意しました。互換性のない変更を含むため、最新の2系で影響範囲を確認してから移行作業を進める必要があります。なお、3系へ更新した後は2系へ戻せません。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、家の増改築ではなく基礎工事をやり直す大型改修です。新しい機能の追加ではなく、長年の運用でたまった古い仕組みを整理し、安全性や動作の安定感を高めるために中身を一新しました。
古い部品が使えなくなるため、事前に点検画面を開いて自分の自動化レシピが壊れないか確認が必要です。
編集部の見方

派手な新機能の追加ではなく、安全性の初期値や古いノードの掃除に専念したメジャー更新です。毎週のように機能を足してきた実績があるからこその割り切りで、筆者は好印象を持ちました。
互換性のない変更の棚卸し。
ただ、自社運用がDocker前提になり、npmによる直接導入が終了する点は注意が必要です。移行レポートは一般ユーザーも閲覧できるため、チームでの分担はかなり進めやすくなります。まずは12月上旬の正式版に向けて、ステージング環境で影響の洗い出しを進めておきたいところです。
誰に関係するか
n8nで自社の業務フローを構築している人は、移行レポートで修正箇所を事前に洗い出し、安全に新バージョンへ切り替えられるようになります。
出典: n8n Blog ↗


