n8nの発表内容
「n8n」は2026年9月30日、クラウド版向けに「n8n Assistant」のクレジットを追加購入できる機能を提供しました。作業途中で月間の付与枠を使い切った場合でも、有料プランのアップグレードを待たずにクレジットを補充できます。
自動補充には月ごとの請求上限が標準で設定されています。購入した追加クレジットは翌月以降に繰り越され、購入から12カ月間有効です。
管理画面には専用タブが新設され、残高の内訳や過去30日間の利用履歴、チーム内での利用者ごとの消費量を確認できます。また、より新しいモデルへの移行や内部の最適化に合わせて、有料プランに毎月付与されるクレジット枠の配分も見直されました。
この追加機能により、月初の付与枠リセットを待つことなくワークフローの作成を続けられます。なお、ワークフロー自体の実行ではクレジットは消費されず、AIとの対話時のみ消費されます。
つまり、どういうこと?
ひらたく言うと、スマートフォンのデータ通信量をその場で追加チャージできる仕組みのような改善です。
これまでは月ごとの通信量を使い切ると、翌月1日のリセットまでAIを使った作業を止めるか、高い上位プランへ切り替える必要がありました。今回の変更で必要な分だけ追加できるようになり、無駄な出費を抑えながら作業の中断を防げます。
編集部の見方

月額プランで枠が切れたら上位プランへ移行するしかなかった従来の仕様は、現場にとってかなり不便でした。月末近くに構築が止まって困っていた人なら、手動でも自動でも即座に買い足せる今回の仕組みは重宝します。購入した分が12カ月間失効しない点にも安心感を覚えました。
助かる改善です。
ただ、チームで共通の残高を使う場合は消費ペースに注意しなければなりません。特定のメンバーが複雑な自動化の検証で大量に消費してしまう懸念もあります。まずは新設された管理画面で利用傾向を把握してから、自動補充の上限を設定するのが手堅い判断になりそうです。年末に向けて競合のMakeがAI機能の課金体系をどう調整してくるかを見届けたいところです。
誰に関係するか
n8n Cloudで自動化フローを構築している人は、月間のクレジット上限に達しても作業を中断せず構築を続けられるようになります。
出典: n8n Blog ↗


