Difyの発表内容

クラウド版の「Professional」プランと「Team」プランで利用できます。

管理者は許可するIPアドレスの範囲をポリシーとして保存できます。この設定は複数のアプリで再利用できます。

保護する接続先は、WebページやAPI、MCP (外部ツールと連携するための規格) サーバー、Webhookなどから選べます。管理画面では保護状況を確認でき、設定を保持したまま一時停止することもできます。

意図しない外部からの利用を防ぎ、社内ネットワーク限定の運用に役立ちます。アクセスが遮断された際は利用者のIPアドレスが画面に表示されるため、管理者に共有して接続許可の手続きを進められます。

つまり、どういうこと?

ひらたく言うと、社内限定のAIアプリに会社の入口のような「入館ゲート」を設ける仕組みです。URLを知っていれば誰でも開けてしまう状態を防ぎ、オフィスのネットワークなど決められた場所からしか使えないように鍵をかけられます。

編集部の見方

Web画面だけでなく、MCPサーバーやWebhookといった外部連携の口まで個別に制限対象を選べる点に、筆者はかなり実用性の高さを感じました。

設定も手軽です。

ただ、これまでは社内限定のつもりでも、URLさえ知っていれば外部からアクセスできてしまう懸念が拭えませんでした。通信元を自社の拠点やサーバーだけに絞り込める制御は、情シス部門への利用申請でも大きな安心材料になります。

社内データを扱うアプリを動かすなら、上位プランを選んででも有効にしておきたい機能です。次はオープンソースのCommunity版にも同様の制御機能が広がるかを見届けたいところです。

誰に関係するか

Difyでアプリを社内向けに公開している人は、許可したIPアドレスからのみアクセスできるように制限できるようになります。