Kosmosは、Edison Scientificが提供する研究開発(R&D)のためのAIサイエンティストです。文献を読み、データを分析し、仮説を立てて枝分かれさせ、途中で方針を修正しながら科学的なワークフローを自律的に実行します。Edison Scientificは、化学向けの言語エージェントChemCrowや研究エージェントPaperQAを手がけてきた科学者とエンジニアのチームです。
主な機能
- 研究の自律実行: 文献の読解、データ分析、仮説の生成と分岐、ワークフローの実行を自律的に進めます。研究者はリアルタイムのチャットで途中経過を受け取り、フィードバックを返せます
- 創薬の全工程に対応: 標的の特定から臨床開発、申請までのワークフローを扱います。毒性学、臨床試験、規制文書のデータソースとスキルが加わっています
- 組織データとの連携: 電子実験ノート(ELN)、アッセイデータ、バイオマーカーデータ、クラウドストレージなどにつなぎ、組織の実験履歴を踏まえて推論します
- 計算と資料作成: AlphaFoldや分子ドッキングのようなGPUを使う計算の手配、PDFの作成、論文の図の解釈もこなします
- SlackやTeams、メールを通じて研究チームとやり取りします
個人研究者向けの利用
Edison Playgroundでは、文献エージェント(Literature)、分析エージェント(Analysis)、先行研究を確かめるエージェント(Precedent)が公開されており、すべての利用者に毎月10クレジットが無料で付与されます。学術関係者には一度きりで2000クレジットが付与されます。新しいKosmos本体は申し込み制で、提供枠に応じて順次アクセスを広げる方針です。
企業向けと注意点
企業向けには、SOC 2 Type IIに準拠した自社環境への導入、チームに入り込んで支援する科学者、自社データに基づくワールドモデルの構築が用意されています。料金は公開されておらず、新しいサブスクリプションは今後発表予定とされています。画面は英語で、日本語の画面表示は確認できていません。


