Firecrawlは、AIエージェントやLLMアプリにWeb上の情報を渡すためのWebデータAPIです。検索でヒットしたページや指定したURLの中身を、ナビゲーションや広告を除いたMarkdownやJSONに変換して返します。ソースコードはオープンソースで公開されています。

主な機能

  • Search:Webを検索し、結果ページの本文までまとめて取得
  • Scrape:1ページをMarkdown、JSON、スクリーンショットなどの形式で取得
  • Map/Crawl:サイト内のURLを洗い出し、複数ページをまとめて取得
  • Interact:取得したページをAIへの指示やコードで操作(クリック、スクロール、文字入力など)
  • PDFやdocxの解析、コンテンツの読み込みを待ってから取得するスマートウェイト

誰に効くか

自前でスクレイパーを組むと手間のかかるJavaScript描画のサイトも扱えるため、RAGの外部データ収集、ディープリサーチ、営業リストの情報補完などを作る開発者に向きます。MCPやCLIを通じて、Claude CodeやCursorなどのエージェントにもつなげられます。公式の自社ベンチマークでは取得成功率96%、モデルへの入力トークンは93%少なくなるとしています。

料金

クレジット制で、無料プランは月500クレジットです。有料はHobby(月$16・3,000クレジット)、Standard(月$83・100,000クレジット)、Growth(月$333・500,000クレジット)で、Enterpriseは要問い合わせです。

注意点

利用にはAPIキーが必要で、PythonやNode.js、cURLなどから呼び出す開発者向けのサービスです。大量のページを巡回するとクレジットの消費が増えるため、処理量に合ったプランを選ぶ必要があります。