PESQ (音質の客観評価)
読み: ぺすく
最終更新: 2026-08-14・AI PICKS編集部
定義
PESQとは、ITU-T勧告P.862で標準化された、音声通話やAI音声合成の品質を人の聴感に近い形で自動採点する客観指標のこと。
PESQ (音質の客観評価)とは — 詳しく解説
PESQ (Perceptual Evaluation of Speech Quality) は、ITU-T勧告P.862で標準化された、原音と劣化後の音声を比較してMOS (平均オピニオン評価) 相当のスコアを算出する客観品質評価手法で、VoIPやコーデック評価の業界標準として広く採用されてきた。2026年時点の実運用では、AI音声合成 (TTS) や音声クローニングの品質チェックにも転用されるケースが増えているが、PESQはもともと電話帯域の伝送劣化 (符号化・パケットロス) を想定した設計のため、生成音声特有のノイズやプロソディの不自然さを過小評価しやすい落とし穴があるとされる。現場では、PESQ単体で判断せずMOS主観評価やPOLQA、DNSMOS等のニューラル系指標と併用して選定する運用が一般的とされ、評価APIやSaaS型ツールを組み込む際の利用コスト・処理速度も含めた相場感で採否が決まることが多い。導入時は評価対象の音声がPESQの想定条件 (サンプリングレートや帯域幅) に合致するかを事前に確認する必要がある。
PESQ (音質の客観評価)の使用例
- TTSモデルの改善前後で生成音声のPESQスコアを比較し、劣化度を定量的に確認する。
- VoIPサービスのコーデック選定で、複数候補のPESQスコアを比較し品質基準を満たすか判定する。
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