フェイスアップ(FaceApp)とは?

フェイスアップ(FaceApp)とは?

フェイスアップとは、顔写真をAIで自動認識して、性別や年齢、髪型などを入れ替えるスマホ向けの顔編集アプリです。日本のApp Storeでは「FaceApp: 完璧な顔編集」という名前で配信されています。

配信元はキプロスに拠点を置く企業です。日本では2017年1月24日に公開され、世界でも同じ日にリリースされました。カテゴリは「写真/ビデオ」、年齢制限は13+。2026年9月25日にもアップデートが入っており、今も更新が続いているアプリです。

アプリ名は英語の「Face」と「App」をつなげたもの。日本では「フェイスアップ」と読まれることが多く、検索でもこのカタカナ表記がよく使われます。

項目内容
正式名(日本のApp Store)FaceApp: 完璧な顔編集
配信元キプロスに拠点を置く企業
日本での公開日2017年1月24日
カテゴリ写真/ビデオ
対象年齢13+
最終アップデート2026年9月25日

AI PICKS調べ: AIツール全体の有料プラン中央値は月2,850円(n=1,219、2026-10-16時点)。料金統計レポートで見る

つまり、10年近く続いている定番の顔加工アプリで、一時的な流行アプリとは性格がかなり違います。

AIで画像を作ったり加工したりするツール全体を見渡したい人は、AI画像生成カテゴリを先に眺めておくと、フェイスアップの立ち位置がつかみやすいです。では、具体的に何ができるのか。


主要5機能では何ができる?

主要5機能では何ができる?

フェイスアップの柱は、性別チェンジ・年齢変換・髪型・ひげ・メイクの5機能です。どれも写真を1枚選ぶだけで、AIが顔の位置を自動で見つけて合成します。

5つの機能の中身と、無料・有料の扱いを表にまとめました。

機能できること無料・有料の扱い
① 性別チェンジ男性の顔を女性風に、女性の顔を男性風に変えるフィルターごとに異なる
② 年齢変換老け顔・若返りの2方向で年齢を動かすフィルターごとに異なる
③ 髪型・髪色・前髪AI合成で髪型を試す。髪色や前髪も変更できる一部有料(前髪は有料)
④ ひげ口ひげ・あごひげ・無精ひげなどを付ける一部有料
⑤ メイクメイクの仕上がりをシミュレーションする一部有料

つまり、基本の遊びは無料で触れますが、細かいバリエーションの多くはPRO向けという作りです。

① 性別チェンジ

一番の看板機能です。SNSで「女性化」「男性化」の写真が広まったのも、ほぼこの機能がきっかけでした。異性化の仕上がりの自然さは、顔加工アプリの中でもよく話題になります。

② 年齢変換(老け顔・若返り)

「老け顔」と「若返り」の2つで年齢を上下に動かせます。数十年後の自分を見てみる遊び方が定番。家族写真で試すと盛り上がる機能です。

③ 髪型・髪色・前髪

女性向けの髪型、髪色の変更、前髪の追加ができます。美容院に行く前に「この髪型は似合うのか」を確かめる使い方は、地味に重宝します。ただし前髪のシミュレーションは有料です。

④ ひげ

口ひげ、あごひげ、無精ひげなど、種類を選んで顔に付けられます。ひげを伸ばすか迷っている人の予行演習にちょうどいい機能です。

⑤ メイク

メイクを施した状態をシミュレーションします。一部のスタイルは有料です。

5機能以外にも、背景のぼかしや画像の比率変更(1:1、3:4、9:16など)がそろっています。インスタのフィードやストーリーズにそのまま載せやすい比率がある点も、使い勝手を支えています。

次は、無料版とPROで実際にどこが変わるのかを見ます。


無料版とPRO(有料版)の違いは何?

無料版でも主要機能に触れることはできます。PROに課金すると、有料フィルターを含めてすべての機能が使えるようになります。

違いを整理するとこうなります。

比較ポイント無料版FaceApp PRO
主要5機能一部のフィルターのみすべてのフィルター
前髪シミュレーション使えない使える
髪色・ひげ・メイクのバリエーション一部のみ全種類
支払いなしApp Store / Google Play経由
無料トライアルなし国や時期によって用意される

つまり、PROの価値は「選べるバリエーションの数」にあります。

「性別チェンジを1回試してみたい」くらいなら、無料版で十分。逆に、髪型やメイクを何パターンも比べたい人は、無料版だと物足りなくなります。ここが課金するかどうかの分かれ目です。

もう1つの判断材料は、使う頻度です。月に1〜2回の遊びで年額を払うのは、正直もったいない。どのくらい使うかを先に決めておくと、次の料金の話がすっきりします。


有料PROの料金はいくら?

FaceApp PROの価格例は、月額800円と年額4,600円の2つです。年額を12か月で割ると、1か月あたり約383円になります。

月額と年額を並べると、差がはっきりします。

プラン支払額1か月あたり12か月使った場合
月額プラン800円/月800円9,600円
年額プラン4,600円/年約383円4,600円
差額―約417円5,000円

つまり、1年使うなら年額のほうが5,000円安く、割引率はおよそ52%です。

FaceApp公式のよくある質問ページによると、節約したいなら年額プランが一般にいちばんお得だと案内されています(2026年10月時点)。数字で見ても、この説明どおりです。

価格は表示と違うことがある

ここが落とし穴。App Storeの課金項目には、800円や1,000円といった品目が並んでいます。App Storeのレビューには「1か月2,200円」という声も見られます。

価格はストア、国、時期、プランの種類で変わることがあります。上の表の金額はあくまで目安です。課金ボタンを押す前に、購入画面の金額と「月額か年額か」を必ず自分の目で確かめてください。

支払いはストア経由だけ

FaceAppの支払いは、すべてApple App StoreかGoogle Playを通して処理されると公式が案内しています。アプリ側に直接カード番号を入れる仕組みはありません。

請求の確認も、解約も、返金の相談も、窓口はストアです。この一点を覚えておくだけで、後の手続きで迷わなくなります。


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月額と年額、どちらを選ぶべき?

6か月以上使うなら年額、それより短いなら月額です。境目は、年額4,600円を月額800円で割った「約5.75か月」にあります。

使う期間ごとに損得を並べてみます。

使う期間月額で払った場合年額で払った場合安いほう
1か月800円4,600円月額
3か月2,400円4,600円月額
5か月4,000円4,600円月額
6か月4,800円4,600円年額
12か月9,600円4,600円年額

つまり、半年続くかどうかが判断の目安です。

こんな人は月額

  • 友だちとの話のネタに、何回か遊びたいだけ
  • 美容院に行く前に、髪型を1回だけ比べたい
  • 有料フィルターの出来を確かめてから決めたい

こんな人は年額

  • SNSに加工写真を定期的に投稿している
  • 髪型・メイクのシミュレーションを日常的に使う
  • 家族や友人の写真で、年中なにかしら試している

迷う人は、月額で1か月だけ使い、すぐ自動更新を止めておくのが安全です。止めても、公式の案内どおりなら期間の終わりまでは使えます。その1か月で手放せないと感じたら、年額に切り替えれば損はしません。

では、多くの人がつまずく無料トライアルはどうでしょう。


無料トライアルはなぜトラブルになりやすい?

無料トライアルは、終了日までに解約しないと自動で有料プランに切り替わります。トラブルの大半は、この仕組みを知らないまま試し始めることから起きています。

App Storeのレビューには、「3日間無料と書かれていたので使い、アプリを削除したのに請求が来た」という声があります。同じレビューには「アプリ内から解約できない」という不満も書かれていました。

これに対して開発元は、すべてのサブスクリプションは無料期間中に解約でき、そうすれば以後の請求は止まると返信しています。つまり、仕組み上は「トライアル中にストアで解約」が正解です。

無料トライアルで押さえる3点

  • トライアルの有無と日数は国や時期で変わる。購入画面で確認する
  • 終了日を過ぎると、自動で有料プランの請求が始まる
  • 止める場所はアプリ内ではなく、App Store / Google Playの設定

始める前にやっておきたいこと

トライアルを始めたら、その場でカレンダーに「終了日の前日」の予定を入れてください。3日間なら、明後日の夜です。

さらに確実なのは、始めた直後にストアの設定で自動更新を止めておく方法です。こうすれば、うっかり忘れても請求は来ません。

公式FAQにも「一部の国では無料トライアルが用意されていることがある」と書かれています。表示されないからといって不具合ではありません。


解約方法は? iPhoneとAndroidの手順

解約は、アプリの中からではなく、スマホのストア設定から行います。iPhoneは「設定」アプリ、AndroidはGoogle Playアプリが窓口です。

機種ごとの手順を並べます。

手順iPhone(App Store)Android(Google Play)
1「設定」アプリを開くGoogle Playアプリを開く
2一番上の自分の名前をタップ右上のプロフィールアイコンをタップ
3「サブスクリプション」を選ぶ「お支払いと定期購入」→「定期購入」を選ぶ
4一覧から「FaceApp」を選ぶ一覧から「FaceApp」を選ぶ
5「サブスクリプションをキャンセル」を押す「定期購入を解約」を押す

つまり、どちらも「ストアの定期購入の一覧からFaceAppを選んで止める」という流れです。

解約できたかの確かめ方

手続きのあと、同じ画面をもう一度開いてください。iPhoneなら有効期限の日付が表示され、更新の案内が消えていれば解約済みです。Androidでも、定期購入の状態が「解約済み」などに変わります。

一覧にFaceAppが見当たらないときは、課金したときとは別のApple IDやGoogleアカウントでログインしている可能性があります。家族のアカウントで課金していないかも確認してみてください。

解約しても期間の終わりまでは使える

FaceApp公式のよくある質問ページによると、解約はいつでもストアの設定からでき、今の支払い期間が終わるまでは使い続けられます(2026年10月時点)。

月の途中で止めても、残りの日数が無駄になることはありません。だからこそ、使うと決めた瞬間に解約予約をしておく作戦が効きます。


解約したのに請求が来るのはなぜ? 注意点5つ

請求が止まらない原因は、ほぼ「アプリを削除しただけ」か「解約が更新に間に合わなかった」のどちらかです。よくある失敗を5つに分けて見ておきます。

注意点起きること対策
① アプリ削除は解約ではない削除後も請求が続くストアの設定で解約する
② アプリ内では止められない設定画面を探しても見つからない窓口はApp Store / Google Play
③ 更新日直前は間に合わないことがある次の期間の料金が発生する終了日の前日までに手続き
④ 別アカウントで課金している一覧に出てこない課金したアカウントで確認
⑤ 機種変更しても契約は残る新しいスマホでも請求が続く機種変更前に契約状況を確認

つまり、すべての答えは「ストアの定期購入一覧を見る」に集まります。

① アプリの削除は解約ではない

いちばん多い勘違いです。アプリを消しても、ストアとの契約は生きたまま。毎月の請求は続きます。レビューで「詐欺」と怒っている人の多くは、ここでつまずいています。

② アプリの中に解約ボタンはない

支払いがストア経由なので、止めるのもストアです。アプリの設定画面をいくら探しても、解約ボタンは見つかりません。

③ 更新日ぎりぎりは危ない

更新直前の手続きは、次の期間の請求に間に合わないことがあります。前日までに済ませるのが安心。

④ 課金したアカウントを確かめる

Apple IDやGoogleアカウントを複数持っている人は要注意です。サブスクの一覧は、課金したアカウントでしか表示されません。

⑤ 機種変更しても契約は続く

スマホを替えても、同じアカウントなら契約は引き継がれます。古いスマホを手放す前に、使わないサブスクは整理しておきましょう。

請求が来てしまったら

まず解約して、これ以上の請求を止めます。返金の相談は、支払い先のストアが窓口です。Appleなら「問題を報告」の窓口、Google Playなら購入履歴のヘルプから申し込めます。返金されるかどうかはストアの判断なので、早めに動くほど有利です。

ここまでの整理: PROは月額800円・年額4,600円が価格例。半年以上なら年額が得。解約はアプリ削除では終わらず、App Store / Google Playの定期購入一覧から止める。トライアルは終了日の前日までに。

ここからは、お金以外で気をつけたい「顔写真の扱い」の話です。


顔写真を使うときに気をつけることは?

自分の顔で遊ぶ分には問題になりにくいものの、他人の顔を無断で加工して公開するのは避けるべきです。顔写真は、名前や住所と同じくらい大事な個人情報だからです。

加工された顔写真は、本人が知らないところで広まると取り返しがつきません。性別や年齢を変えた写真でも、元の人物が分かればトラブルの火種になります。

使い方判断理由
自分の顔で遊ぶ問題になりにくい本人が納得している
友人の顔を本人と一緒に試す同意があれば可その場で確認できる
他人の顔を無断で加工して投稿避ける肖像権やプライバシーの問題になる
有名人の顔で偽の写真を作る避ける誤解を広め、名誉を傷つけるおそれ

つまり「本人が知っていて、納得しているか」が線引きです。

13歳未満の子どもには使わせない

App Storeの年齢制限は13+です。家族で使うときも、小さな子どもが1人で触る設定にはしないでください。

顔を入れ替える系アプリとの違い

フェイスアップは「自分の顔の一部を変える」アプリです。一方、別人の顔と丸ごと入れ替える技術は、悪用されたときの影響がずっと大きくなります。

顔の入れ替えに興味があるなら、フェイススワップのやり方と料金相場で手順と費用感を確認してから触るのが安全です。悪用の手口や見分け方まで知りたい人は、ディープフェイクアプリの選び方と危険性まとめを読むと、どこからが危ないのかがはっきりします。


フェイスアップが向いている人・向かない人は?

向いているのは、自分の顔で見た目の変化を気軽に試したい人です。動画の本格編集や、仕事用の画像づくりを求める人には向きません。

タイプ向き・不向きひとこと
SNSで加工写真を楽しみたい向いている性別・年齢変換はネタとして強い
髪型・ひげ・メイクを事前に試したい向いている美容院や買い物の前の予行演習に重宝
動画をなめらかに加工したい向かない動画向けのAIツールが別にある
広告やサイト用の画像を作りたい向かない画像生成・デザイン系のAIが本命

つまり、フェイスアップは「顔の写真で遊ぶ・試す」に特化した道具です。

動画で表現したいなら別の道具

顔写真を加工したあと、動画にしたくなる人もいるはずです。その場合は、HeyGen発のHyperFramesの使い方と料金が参考になります。動画のカクつきを抑えたいなら、最大120fpsに補間するEnhance Frame Rateの仕組みを知っておくと、仕上がりの差がよく分かります。動画系のツールをまとめて比べるならAI動画生成カテゴリが早道です。

仕事用の画像なら画像生成・デザイン系

バナーや資料の画像を作りたいなら、フェイスアップは出番がありません。AIデザインのランキングやAI画像生成のランキングから、目的に合うものを選んだほうが早く着地します。

サブスクを続けるか迷ったら

「このまま年額にするか、やめるか」で手が止まる人もいるでしょう。判断の整理をAIに手伝わせたいなら、意思決定に特化したAI「Jev」のような道具もあります。とはいえ、フェイスアップの場合は「半年使うか」の一問でほぼ決まります。


AI PICKS編集部の判定

フェイスアップは、顔写真で遊ぶ・試すアプリとして完成度の高い定番です。2017年の公開から10年近く更新が続いている点は、流行り廃りの激しい顔加工アプリの中で圧倒的な強み。性別チェンジと年齢変換は無料でも話のネタになり、髪型やひげのシミュレーションは買い物や美容院の前に地味に効きます。

料金は、年額4,600円なら月あたり約383円で、半年以上使う人には破格です。逆に、数回遊ぶだけの人が年額を選ぶのは正直もったいない。公開情報を突き合わせた見立てでは、おすすめは「無料で試す、足りなければ月額で1か月、その場で自動更新を止める」の流れが一択です。気に入ったときだけ年額へ移れば、損はほぼ出ません。

気になるのは課金まわりの分かりにくさです。アプリを消しても解約にならず、窓口がストアだけという点は、レビューで怒りの声が出るのも無理はない作り。価格表示も時期やプランで揺れるので、購入画面の金額確認は必須です。この2点さえ押さえれば、安心して楽しめるアプリです。


よくある質問(FAQ)

Q. フェイスアップは無料で使えますか?

使えます。性別チェンジや年齢変換など、主要機能の一部は無料で試せます。前髪のシミュレーションや、髪色・ひげ・メイクの一部のバリエーションはPRO向けです。

Q. FaceApp PROの料金はいくらですか?

価格例は月額800円、年額4,600円です。年額なら1か月あたり約383円になります。価格は国や時期、プランで変わることがあるので、購入画面で必ず確認してください。

Q. アプリを削除すれば解約になりますか?

なりません。アプリを消しても契約は続き、請求も止まりません。iPhoneは「設定」アプリ、AndroidはGoogle Playの定期購入一覧から解約してください。

Q. 無料トライアル中に解約すると、すぐ使えなくなりますか?

公式の案内では、解約後も今の支払い期間が終わるまで使い続けられます。トライアル中に解約しておけば、以後の請求も止まると開発元は説明しています。

Q. 月額と年額はどちらがお得ですか?

6か月以上使うなら年額、5か月以内なら月額が安くなります。1年使えば、年額のほうが5,000円安くなる計算です。

Q. 解約したのに請求が来たときはどうすればいいですか?

まずストアの定期購入一覧で、解約が本当に完了しているか確かめます。別のアカウントで課金していないかも確認しましょう。返金の相談は、Apple・Googleそれぞれのストアが窓口です。

Q. 他人の顔写真を加工してSNSに投稿しても大丈夫ですか?

本人の同意がない投稿は避けてください。加工した写真でも元の人物が分かれば、プライバシーや肖像権の問題になります。自分の顔か、同意を得た相手の顔で楽しむのが安全です。


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参考にした一次情報

記事の事実関係は、次の公式ページで確認しています。仕様や料金は変わることがあるため、最新の内容は各ページで確かめてください。