Remaker AIとは?できることを一覧で整理

Remaker AIとは、顔交換や背景削除、画像・動画の生成をブラウザでまとめて扱えるAI画像編集サービスです。専門知識がなくても、写真をアップしてボタンを押すだけで加工が終わる手軽さが売りになっています。
もともとは顔交換(Face Swap)で名前が広まったサービスです。そこから画像編集、文章から画像を作る機能、動画生成へと守備範囲を広げてきました。スマホ向けのアプリも配布されています。
主な機能を表にまとめると、次のようになります。
| 機能 | できる | 向いている |
|---|---|---|
| 顔交換(Face Swap) | 写真や動画の顔を別の顔に入れ替える | ネタ画像、SNSの企画 |
| 画像生成 | 文章の指示から画像を作る | アイキャッチ、イメージ素材 |
| 背景削除 | 人物や商品の背景を消す | 商品写真、アイコン |
| マジックイレイサー | 写り込んだ不要物を消す | 旅行写真の手直し |
| 一括処理 | 複数枚をまとめて加工 | 大量の商品画像 |
| 動画生成 | 短い動画を作る | SNSのショート動画 |
| AIエフェクト・証明写真 | プリセットで雰囲気を変える、証明写真を作る | 気軽な加工 |
AI PICKS調べ: AIツール全体の有料プラン中央値は月2,850円(n=1,257、2026-10-27時点)。料金統計レポートで見る
つまり、「本格的な制作ツール」というより「なんでも少しずつできる加工の道具箱」です。
画像生成AIの全体像を先に眺めたいなら、AI画像生成のカテゴリで他の選択肢と並べてみると立ち位置がつかめます。ここからは、一番気になるお金の話に入ります。
編集部のおすすめ
AIで
声で文章を入れる、写真を整える、資料を作る。よく使われる作業ごとに1本ずつ選んでいます。
無料クレジットは毎日どれくらい使える?

新規アカウントには毎日30の無料クレジットが付くとされています。画像1枚の生成に2クレジットかかるので、単純計算なら1日15枚。試すには十分な量です。
ただし、機能ごとに消費量がかなり違います。証明写真の生成は2枚で8クレジット。動画は長さに応じて消費が増えます。
公開情報から読み取れる消費の目安を整理しました。
| 操作 | 消費クレジット | 1日の |
|---|---|---|
| 画像生成1枚 | 2 | 約15枚 |
| 証明写真2枚 | 8 | 約3回 |
| 動画生成 | 長さによって変動 | 短い動画を数本程度(長さ次第) |
つまり、画像中心なら無料でもそこそこ遊べて、動画を作り始めると一気に枠が溶けます。
ここが落とし穴。無料での生成には制約が多いという指摘もあります。仕上がりの品質や使える機能が有料版と同じとは限りません。
無料枠は「お試し用」と割り切るのが正解です。毎日リセットされる前提なので、ためて一気に使う使い方はできません。
無料で試して気に入ったら、次は課金を考える段階です。ところが、この料金体系がかなりわかりにくい。
料金体系はどうなっている?情報が割れている理由
Remaker AIの料金は、ネット上の情報が食い違っています。「クレジットを買い切りで買う方式で、月額プランはない」という情報。「Starter月額$3、Advanced月額$12」とする情報。この2つが並んでいる状態です。
Webでの購入は、過去には$10・$25・$50・$100刻みのクレジットパックとして売られていたとされています。つまり、少なくともWeb版は「使う分だけ買う」形だった時期があるわけです。
情報の違いを表で並べます。
| 情報の | 内容 | 読み方 |
|---|---|---|
| 買い切りクレジット制 | 必要な分だけクレジットを購入。月額プランなし | Web版の過去の売り方と一致 |
| 段階制のクレジットパック | $10 / $25 / $50 / $100の刻み | Web版で過去に提供されていた形 |
| 月額プラン | Starter $3、Advanced $12 | 一部の掲載情報。現行かは未確認 |
つまり、どれが今の正解かは、購入画面の表示を見て判断するしかありません。
なぜこうなるのか。考えられる理由は3つあります。
- Web版とスマホアプリで売り方が違う(アプリはストアの課金を使うため)
- 料金改定が何度かあり、古い情報が残っている
- 似た名前の別サービスの情報が混ざっている
特にアプリ内課金は、App StoreやGoogle Playの表示が正です。金額と「自動更新されるサブスクかどうか」は、購入ボタンを押す前にストアの画面で必ず見てください。
料金の数字以上に気になるのが、支払い方法の変化です。
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Web版の支払い方法は何が問題?暗号資産払いの報告
2026-03-17以降、Web版の購入がクレジットカード決済から暗号資産払いに変わったという報告があります。しかも、購入にはTelegram(チャットアプリ)での連絡を通す形だとされています。
これは海外の口コミサイトに寄せられた利用者の声で、運営側の正式発表は確認できていません。とはいえ、本当なら普通のWebサービスとしてはかなり異例です。
何がまずいのか、整理します。
| 項目 | カード決済 | Telegram経由の |
|---|---|---|
| 返金・チャージバック | カード会社に相談できる | 送金後の取り戻しはほぼ不可能 |
| 相手の確認 | 決済代行会社が間に入る | チャット相手が本物か見分けにくい |
| 記録 | 明細が残る | ウォレット送金の記録のみ |
| なりすましリスク | 低い | 偽アカウントに送金する危険あり |
つまり、トラブルが起きたときに読者側が打てる手がほとんどありません。
編集部の見立てはシンプルです。チャットで「この宛先に送金して」と言われる買い方なら、手を出さない方がいい。数ドルでも、送金先が本物の運営かを確かめる方法がないからです。
アプリ版でストア経由の課金が用意されているなら、そちらの方がまだ安全です。ストアには返金申請の窓口があります。
お金の次は、Remaker AIの看板機能である顔交換のリスクです。
顔交換(Face Swap)でやってはいけないことは?
顔交換は、本人の許可がない顔を使った瞬間にトラブルの種になります。技術的に簡単でも、法的・倫理的なハードルは何も下がっていません。
日本では、勝手に顔写真を使われない権利(肖像権)が裁判で認められてきました。芸能人の顔で客を集めれば、名前や顔の経済的な価値を守る権利(パブリシティ権)の問題も出ます。相手をおとしめる合成なら名誉毀損に問われる恐れもあります。
やってはいけない使い方を挙げます。
- 知人や同僚の顔を、本人の同意なく別の写真にはめ込む
- 芸能人やインフルエンサーの顔を使った画像を広告や販売に使う
- 実在の人物が言っていないこと・していないことを本物らしく見せる
- 子どもの写真を素材に使う(本人が判断できる年齢ではない)
安全に楽しめるのは、自分の顔、または全員が笑って同意した友人同士の企画くらい。それでも、SNSに出すなら「合成です」と書き添える配慮は欲しいところです。
顔は一度ネットに出ると回収できません。アップした元写真がサービス側でどう扱われるかも、利用規約とプライバシーポリシーで確認してから使ってください。
AIによるなりすましや情報流出の対策を広く知りたい人は、AIセキュリティのカテゴリも参考になります。顔交換以外の機能は、もう少し気楽に使えます。
画像生成・背景削除の実力と弱点は?
画像まわりの機能は、手早さと手軽さに振ったつくりです。マーケティング担当や小さなチームが、ちょっとした素材を量産するのに向いています。
背景削除と一括処理は地味に便利な組み合わせ。商品写真を何十枚もまとめて白背景にしたい場面では重宝します。マジックイレイサーも、写り込んだ通行人や電線を消す程度なら十分です。
一方で、苦手な素材もはっきりしています。
| 素材・ | 仕 | 対策 |
|---|---|---|
| 髪の毛の細かい輪郭 | 切り抜きが粗くなりやすい | 背景が単色の写真を使う |
| ガラス・水面の反射 | 不自然な残り方をしやすい | 反射の少ない角度で撮り直す |
| 半透明のもの | 背景と混ざって欠ける | 手作業で仕上げる前提にする |
| 生成画像全体 | ときどき現実離れした結果になる | 複数枚出して選ぶ |
つまり、「8割まで自動で、残りは人の目で直す」使い方が現実的です。
プロのデザイナーや、ブランドの見え方に責任を持つ企業の担当者には正直イマイチです。細部の詰めが甘く、最終成果物には向きません。デザイン用途のツールを探すなら、AIデザインのランキングで専用ツールと比べた方が早いです。
画像より消費が重いのが、動画の機能です。
動画生成と顔交換動画のクレジット消費は?
動画生成は、動画の長さに応じてクレジットを消費します。画像1枚の2クレジットと比べると重く、毎日30の無料枠では短いものを数本作るのがやっとでしょう。
動画まわりで押さえたいのは2点です。
- 長い動画ほど消費が増えるので、まず数秒で試してから本番に進む
- 顔交換動画は静止画以上に「本物らしく」見えるため、悪用と受け取られやすい
ショート動画をSNSに出すだけなら、Remaker AIでも形にはなります。ただ、動画の表現力そのものを求めるなら、動画生成に特化したサービスの方が上です。
選択肢を広く見たいなら、Pika代替の動画生成AI7選|無料・日本語対応・オープンソースの選び方 (2026年版)が無料枠の比較から入れて読みやすいです。音楽に合わせた映像なら、Kaiber AIの使い方と料金を検証|音楽動画に強い動画生成AIの実力(2026年版)の方が目的に近いはずです。
動画づくり全般の選び方は、AI動画生成のカテゴリとAI動画生成のランキングにまとまっています。機能の話の次は、そもそも「本物のRemaker AIを使っているか」という問題です。
偽サイト・似た名前のアプリにどう気をつける?
顔交換AIは人気ジャンルなので、似た名前のサイトやアプリが大量に出回っています。検索結果の上に出たから本物、とは限りません。
特に危ないのは、有名なサービス名をドメイン(サイトの住所)に借りた第三者のサイトです。見た目をそっくりにして、クレジット購入や顔写真のアップロードを誘導してきます。
見分けるためのチェックポイントです。
| チェック項目 | 安全側の | 危険側の |
|---|---|---|
| ドメイン | 公式SNSやストアからたどれる | 「free」「pro」などが付いた似た名前 |
| 支払い | ストア課金や大手決済代行 | チャットでの送金指示 |
| 運営情報 | 会社名・問い合わせ先が明記 | 運営者の情報がない |
| アプリ | 開発元の名前が公式と一致 | 開発元が個人名や別名義 |
つまり、入口は「公式のストアページ」か「公式サイトのリンク」に絞るのが一番確実です。
ここまでの整理: 無料枠は毎日30クレジットで画像15枚ほど。料金は情報が割れていて、Web版の支払いには暗号資産払いの報告がある。顔交換は同意のない顔を使わない。この3点を押さえれば、大きな失敗はまず避けられます。
では、結局だれに向いているのか。
Remaker AIが向いている人・向かない人
Remaker AIが合うのは、手軽さを何より優先する個人です。ネタ画像をすぐ作りたい人、SNSの投稿を気軽に盛りたい人には、ちょうどいい道具になります。
向き不向きを表にまとめます。
| タイプ | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| ミーム・ネタ画像を作る個人 | ◎ | 顔交換とエフェクトが数クリックで終わる |
| SNS運用の担当者(個人規模) | ○ | 背景削除と一括処理が時短になる |
| 商品写真を大量に扱う小規模ショップ | △ | 単色背景なら使えるが細部は手直し必須 |
| プロのデザイナー | × | 髪や反射の処理が最終品質に届かない |
| 企業の公式素材担当 | × | 支払い方法と権利まわりの不透明さが重い |
つまり、「遊び」と「下ごしらえ」の範囲なら合格、「納品物」には不向きです。
企業で使うなら、支払いの透明性とセキュリティ認証の有無が判断の分かれ目になります。現時点でSOC2やISO27001の取得は公開情報で確認できません。業務利用は見送るのが無難です。
個人で試すと決めた人向けに、安全な始め方をまとめます。
安全に試すための手順は?
無料枠だけで判断し、課金は最後に回す。これが一番安全な順番です。
具体的な流れは次の通りです。
- 公式のストアページか公式サイトから入る(検索広告のリンクは避ける)
- 使い捨てではない普段のメールで登録し、パスワードは使い回さない
- 自分の顔か、背景削除・画像生成など人の顔が絡まない素材で無料枠を試す
- 仕上がりに満足したら、ストアの課金画面で金額と自動更新の有無を確認する
- チャットでの送金指示が出てきたら、その時点で購入をやめる
アップロードする写真にも気を配りたいところです。位置情報が入った写真や、身分証が写り込んだ写真は使わないでください。証明写真の機能を使う場合も、元写真の扱いは利用規約で確認が必要です。
迷ったら「無料枠で満足できるか」で判断。1日15枚ほど作れれば、ネタ画像用途ならほとんど足ります。
無料枠で物足りなかった場合は、別のツールに乗り換える手もあります。
代わりのツールはどう選ぶ?
代わりを探すなら、「何をしたかったか」で行き先が変わります。顔交換だけが目的なのか、画像編集なのか、動画なのか。目的ごとに専用ツールの方が質は上です。
選び方の目安を並べます。
- 画像生成を本格的にやりたい → AI画像生成のランキングで専用ツールを比べる
- 背景削除やバナー作りが中心 → AIデザインのカテゴリから探す
- ショート動画を作りたい → 動画特化のサービスへ
- 1つで全部済ませたい → AI総合ツールのカテゴリをのぞく
動画にBGMを付けたい人も多いはずです。著作権を気にせず使える曲が欲しいなら、Aiva AI代替ツール5選|無料・日本語・オープンソースで選ぶ作曲AI (2026年版)が無料で試せる作曲AIをまとめていて役立ちます。
SNSに出す画像には、投稿文も付きものです。キャプションをAIで下書きするなら、日本語AIライティングツール12選|AI臭さを消すプロンプト設計つき (2026年版)を読んでおくと、AIへの指示文(プロンプト)の作り方から押さえられます。
作った画像や企画メモが散らかりがちな人は、Mem AI代替ツール7選無料・日本語対応とオープンソースで選ぶ (2026年版)でメモ管理の道具を整えておくと、素材探しの時間が減ります。
最後に、編集部としての見立てをまとめます。
AI PICKS編集部の判定
Remaker AIは「無料枠で遊ぶ分には地味に便利、課金は慎重に」という評価です。
毎日30クレジットの無料枠は、画像なら15枚ほど。ネタ画像やSNSの軽い加工が目的なら、正直これで十分です。顔交換も背景削除も、ブラウザだけで数クリックで終わる手軽さは確かにあります。
引っかかるのは、お金と権利の2点です。料金は買い切り制と月額制で公開情報が割れていて、今の正解が外から見えません。2026-03-17以降にWeb版が暗号資産払いになったという報告も重い。返金の手段がない支払い方法は、少額でも勧められません。
顔交換は技術の問題より使い方の問題です。同意のない顔を使えば、肖像権や名誉の問題に直結します。企業の公式素材に使うのは、セキュリティ認証も確認できない現状では論外です。
公開情報を突き合わせた結論として、編集部のおすすめは「無料枠だけで使い倒し、課金するならアプリのストア課金一択」です。Web版でチャット経由の送金を求められたら、その時点で撤退してください。画質や商用利用を重視するなら、最初から画像生成や動画生成の専用ツールを選んだ方が満足度は圧倒的に高くなります。
よくある質問(FAQ)
Q. Remaker AIは完全無料で使えますか?
毎日30の無料クレジットの範囲なら無料で使えます。画像1枚で2クレジットなので、1日15枚ほどが目安です。それ以上は有料のクレジットが必要になります。
Q. 無料クレジットは翌日に持ち越せますか?
毎日付与される枠なので、ためて使う前提にはなっていません。持ち越しの扱いは変わる可能性があるため、アカウント画面の表示で確認してください。
Q. 月額プランはありますか?
情報が割れています。「買い切りクレジットのみで月額プランなし」とする情報と、「Starter月額$3、Advanced月額$12」とする情報があります。購入画面かストアの表示が正です。
Q. クレジットカードで支払えますか?
2026-03-17以降、Web版はカード決済をやめて暗号資産払いになったという利用者報告があります。アプリ版ならストア課金が使える場合があるので、そちらを優先してください。
Q. 顔交換した画像をSNSに投稿しても大丈夫ですか?
自分の顔、または同意を取った相手の顔なら投稿自体は問題になりにくいです。それでも合成であることを書き添えるのが安全です。芸能人や知人の顔を無断で使うのは避けてください。
Q. 作った画像を商用利用できますか?
商用利用の条件は利用規約で確認が必要です。他人の顔を使った画像は、規約上OKでも肖像権の問題が残るため、商用には回さないでください。
Q. 日本語で使えますか?
表示言語の対応状況は公式サイトで確認してください。操作はボタン中心なので、英語表示でも画像のアップロードと生成くらいなら迷いにくいつくりです。
Q. アップロードした顔写真は保存されますか?
保存期間や学習への利用の有無は、プライバシーポリシーで確認が必要です。不安なら、身元がわかる写真や位置情報付きの写真はアップしないのが確実です。
あわせて見たいツール・カテゴリ
Remaker AIと目的が近いジャンルを、選び方の入口としてまとめました。
- AI画像生成のカテゴリ:文章から画像を作るツールを用途別に探せます
- AI画像生成のランキング:画質や無料枠で専用ツールを比べたいときに
- AIデザインのカテゴリ:背景削除やバナー作りが中心の人向け
- AI動画生成のランキング:ショート動画を本格的に作りたい人向け
- AIマーケティングのカテゴリ:SNS運用全体をAIで回したい人向け
- AI音楽・サウンドのカテゴリ:動画用のBGMを探すなら
次に読むならこれ: 顔交換の先で「動画を作りたい」と感じたなら、Pika代替の動画生成AI7選|無料・日本語対応・オープンソースの選び方 (2026年版)がおすすめです。無料枠と日本語対応で比べているので、Remaker AIの次の1本が見つけやすくなります。
参考にした一次情報
記事の事実関係は、次の公式ページで確認しています。仕様や料金は変わることがあるため、最新の内容は各ページで確かめてください。
- Remaker AI「Image to Video」(公式):画像から動画の生成は、モデルごとに秒数あたりの消費クレジットが決まっています(2026年10月確認)
- Remaker AI「AI Background Remover」(公式):背景削除ツールは50枚の画像を同時に処理する一括処理に対応しています(2026年10月確認)

