発表の内容

株式会社アースリンクネットワークは、マルチAIワークスペース「Prompt Flow Studio」をグローバルリリースしました。GPT、Claude、Geminiを同じ作業場に置き、並べて比べたり、議論させたり、話の途中でモデルを乗り換えたりできます。

主要機能はChat、Compare、Debate、Workflowの4モードです。Compareでは同じ質問を複数モデルへ同時に投げ、回答と実消費PFCを並べて比較できます。Debateでは賛成、反対、批評、裁定の役割を複数モデルに割り振り、最後にRed Teamが結論に反証します。

Workflowでは最大8ステップの手順をテンプレート化できます。Chat、Compare、Debate、Workflowの間では合計9つの経路を行き来でき、文脈を保ったまま作業を続けられます。

ナレッジ機能ではアップロードした文書を基にAIが回答し、1ファイルの上限は100MBです。OpenAI、Anthropic、Google Gemini、xAI、Mistral、DeepSeek、Groq、Cohereほか39種類のAIサービスを統合管理し、入力内容からモデルをAutoで判定できます。法人向けにはSAML SSO、SCIM、監査ログ、Security Filter、モデルカタログガバナンスを備えます。

つまり、どういうこと?

つまり、GPT や Claude、Gemini といった別々の AI を、一つの画面にまとめて置ける道具です。同じ質問を何人かの新人に一斉に配って答えを見比べたり、わざと賛成役と反対役をやらせて言い合わせたりできます。しかも、どの AI にいくら使ったかがその場で数字で出るので、社内で配っても使いすぎが見えなくなりません。

編集部の見方

AI を並べて比べられる場は増えましたが、賛成と反対の役を割り振って、最後に Red Team が結論に反証するところまでやる例はちょっと珍しいと思います。答えを 1 つに絞る前に揉ませる設計。筆者が面白いと思ったのはここです。

ただ、39 のサービスを 1 契約にまとめられる点は、使う人より管理する人に効きそうです。SAML SSO や監査ログ、送信前に個人情報を隠す Security Filter まで並ぶあたり、最初から法人の情報システム部門を向いて作られている印象です。

応答ごとに使った分が数字で出る作り。複数の AI を仕事で使い分けている人なら、比較の一画面として試す価値はあります。

対応する AI サービスが 39 からどこまで増えるか、次のアップデートで確かめたいです。

誰に関係するか

複数のAIモデルを比較しながら調査、企画、開発、法務、管理業務に使うチームに関係します。