Ollamaの発表内容
ローカル環境でAIを動かすツールのOllamaは、2026年10月20日に新モデル「Ornith-1.5-122B」の配信を始めました。端末にダウンロードすれば、外部通信を行わずに自社の機器だけで処理を完結できます。
このモデルは画像認識や道具の呼び出し、思考プロセスの出力に対応しています。ライセンスは商用利用が可能なMITライセンスです。
開発元によると、専用サーバー機器のNVIDIA DGXカード1枚で動作します。自前で機密データを扱う企業は、外部のクラウドに情報を送ることなく、高度な作業指示や業務処理を自動化できます。
つまり、どういうこと?
つまり、巨大な専門書を丸ごと読み込める優秀な頭脳を、自社のサーバー室の中にまるごと買い取って配備できるようになったということです。
これまで外部のクラウドサービスに頼っていた高度な分析や画像の確認を、社内のパソコンだけで安全に動かせます。
編集部の見方

容量73GBという数字は、さすがに一般的なノートパソコンで扱える限界を超えています。
122B級の大型モデルがDGXカード1枚で動く水準まで降りてきた点に、筆者は技術の進歩を強く覚えました。クラウド経由の利用では情報漏洩を心配していた法人にとって、自前運用の現実的な選択肢になります。オープンな環境で実務に耐えるモデルが揃ってきた印象です。
巨大な頭脳を自社で抱える時代へ。
次は同シリーズの最大版である397Bモデルが、一般的なオフィス機器でいつ実用化されるかを見届けます。
誰に関係するか
自社サーバーで機密データを扱っている人は、外部へデータを送らずに122B規模の高度なAIモデルを動かせるようになります。


