OpenAI Codexの発表内容

米OpenAIは、OpenAI Codex向けに新機能「Decisions API (外部のプログラム同士をつなぐ仕組み)」を発表しました。現在は限定プレビューとして提供されています。

このAPIは「GPT-6 Luna」を基盤モデルとして採用しています。アプリに即座の判断能力を持たせる設計です。開発者側であらかじめ質問と想定される回答の選択肢を設定して使います。

主な用途として、送信されたコンテンツの分類や、受信したリクエストの振り分けが挙げられています。自律して動くAIエージェントが次に取るべき行動を決定する処理にも対応します。

自社アプリを運用している人は、ユーザーからの問い合わせの仕分けや、AIによる次の動作選択を自動で分岐できるようになります。リアルタイムの意思決定処理を組み込めます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、AIにあらかじめ「選択問題」を渡して、その場で素早く答えを選ばせる機能です。

たとえるなら、窓口で「返品ですか、注文ですか」と確認して担当部署へ案内する受付係のような仕組みです。AIが自由な文章を作るのではなく、決められた選択肢から即座に選ぶため、アプリの仕分けや次の動作の決定が迷わず進みます。

編集部の見方

AIに長い文章を作らせるのではなく、用意した選択肢から選ばせる割り切った設計に、筆者はかなり好感を持ちました。判断処理の確実な固定化。回答のブレを抑えたい現場にとっては、一番扱いやすい形になりそうです。

ただ、現状は限定プレビューにとどまります。外部ツールとの連携や複雑な分岐を任せる場合、実際にどれほどの応答速度が出るかは気になるところです。各社がエージェント連携を競うなか、即答性の高さがサービスの勝敗を分けるかもしれません。

自社サービスへ組み込みたい人は、まず次の一般公開の時期と利用料金の発表を待ちたいところです。

誰に関係するか

自社アプリを開発・運用している人は、ユーザーの要望やAIエージェントの行動をリアルタイムに自動分岐できるようになります。