Meta AIの発表内容
米Metaは、自作機器にAIエージェントを組み込めるソフト「Muse Gadgets」をGitHubで公開しました。開発者や技術愛好家が、市販の小型端末を使って独自のAI機器を作れます。
公開されたソフトには、小型マイコン基板向けの制御プログラムと、小型PCの「Raspberry Pi」などで動くLinux向け開発キットが含まれます。画面や音声の入出力、各種センサーを配線し、iOSやAndroidのアプリと連携させて動作させます。
オフィスの環境計測や家電の自動制御など、専用の小型AI端末を自社で作って運用したい現場で手軽に検証できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、手のひらサイズの小さなパソコンや電子基板に、人工知能の頭脳を載せて専用の道具を作れる仕組みです。
普段スマートフォンやパソコンの画面の中で動いているAIを、ボタンやカメラ、画面が付いた現実の機械として手作りできます。
編集部の見方

Metaがクラウド上のAIモデルだけでなく、電子工作の領域まで開発キットを広げてきた点に驚きました。画面の中のやり取りから、机の上の実機へ。
ただ、市販の電子基板を自分で配線して設定する作業が必要なため、基板の故障などのリスクも自己責任とされています。業務で本格導入するには、ハードウェアの知識を持つ担当者が社内にいないとかなりハードルが高い印象です。
今後は、この仕組みを使った完成品の業務端末がサードパーティーから登場するかどうかを確かめたいところです。
誰に関係するか
自社の受付やオフィス設備を自動化したい人は、市販の小型基板を使って独自のAI端末を試作できるようになります。


