Meta AIの発表内容
米Metaは、個人向けエージェント「Meta AI」のiPad版アプリの提供を始めました。米国のApp Storeで無料iPhoneアプリの1位を獲得した後の最新アップデートで追加されました。
「Meta AI」は利用者の指示を受け、メールの管理や日程調整、飲食店の予約などを代行します。カレンダーやメール、Instagramなどの各種アプリと連携し、事前の承認を得てから処理を実行します。
ビジネス向けには、InstagramのビジネスアカウントやFacebookページ、広告アカウントと接続できます。顧客の開拓や売上拡大といった目標を設定すると、ブランドの特徴を把握して業務を進めます。
iPadの大画面でメールの検索や価格の比較、日程の調整といった実務を指示できるようになります。アプリを閉じた後も裏側で処理が継続し、対応が必要な場面でのみ通知を受け取って確認できます。
つまり、どういうこと?
ひらたく言うと、スマホの中で動いていた有能な秘書が、iPadの大きな作業机にもやってきたような形です。
カレンダーやメールと連携して予約や買い物を下調べし、利用者が確認ボタンを押すだけで作業を完了してくれます。アプリを閉じても裏側で確認を続けてくれるため、日々の細かな雑務を手放せます。
編集部の見方

大画面への対応。
iPhoneで1位を取ってからiPadへと順当に広げてきた展開に、筆者はMetaの本気度を感じました。自律型のAIエージェントは画面が小さいスマホよりも、メールや資料を並べて見比べられるタブレットのほうが作業環境としてかなり相性がよいはずです。
ただ、裏で勝手に動く仕組みだからこそ、誤動作への警戒は欠かせません。説明文でも不正確な動作への注意が添えられており、最初のうちは決済などの権限を渡さずに、日程の整理や下調べから試すのが無難な判断です。
一方、Instagramや広告アカウントと直結できる機能は、少人数で事業を回している人なら重宝しそうです。次は日本向けのApp Storeでの配信や日本語への本格対応がいつ行われるかを見届けたいところです。
誰に関係するか
iPadで仕事をしている人は、メールの整理や日程調整などの雑務を「Meta AI」に任せて承認操作だけで進められるようになります。


