Claudeの発表内容

Anthropicは、AIツール「Claude」において新機能「Claude Dashboards」と「Claude Motion」のベータ提供を開始しました。本日から各対象プランに向けて提供されています。

「Claude Dashboards」は、BigQueryやSalesforceなどの外部基盤と連携し、日常の言葉での指示からダッシュボードを作成します。生成されたグラフは元となったクエリを表示できる仕組みで、基のデータが変わると表示も更新されます。こちらは有料プランで利用できます。

「Claude Motion」は、指示文からコードを書き出して30秒の解説動画などのアニメーションを作成する機能です。動画生成モデルを使わずにコードで文字や数値を制御するため、微調整を経てMP4形式で書き出せます。こちらはTeamプランとEnterpriseプランで利用可能です。

社内データの集計時にSQLを書かずにその場でグラフ化し、会議用の解説アニメーションまで同じ画面で作成できます。作成した成果物はチーム内での共同編集に対応するほか、外部ツールに引き継いで詳細な分析や動画編集を続けることもできます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、専門家に集計を依頼しなくても、普段の言葉で指示するだけで最新のグラフや短い解説動画が手に入ります。

たとえるなら、数字の集計からプレゼン用の動くフリップ作りまでを即座にこなしてくれる専任アシスタントがついたような変化です。

編集部の見方

動画生成モデルを使わず、コードでアニメーションを動かす設計に筆者はかなり感心しました。映像を丸ごと作るのではなく数値を動かす形にしたことで、ビジネス資料に必要な正確さを保ちやすくなっています。静止画から動く資料へ。

ただ、普段から専用ツールを触っている人なら、どこまでClaude側で完結させるかの見極めが必要です。社内データを直接つなぎ込める手軽さがある一方、細かな分析では既存の分析基盤へ引き渡す運用が当面の基本になりそうです。

まずは10月15日に予定されているEnterprise向けの一括有効化で、組織内の資料作成フローが実際にどう変わるかを確かめたいところです。

誰に関係するか

社内データの確認や報告資料の作成を行っている人は、SQLを書かずに即座に可視化し、短い解説アニメーションまで直接作成できるようになります。