Geminiの発表内容
米Googleは2026年10月7日、Mac向けの会議ノートアプリ「Google AI Edge Foresight」を公開しました。Geminiの関連技術である「EmbeddingGemma 2」や「Gemma 4」を活用し、会議の記録や個人知識の管理を支援します。
このアプリは、すべての処理をMac端末の内部で実行します。音声や文字起こし、機密ファイルが外部のサーバーに送信されることはありません。会議中に短い手控えメモを入力すると、交わされた会話をもとに内容を自動で補完します。また、会議中に声に出して尋ねた質問を感知し、その場で画面上に回答を示します。
端末内のフォルダや文書、文字起こしのほか、「Google Drive (オンラインの保存場所)」と連携した検索機能も備えます。指定した複数の資料を横断して素早く調べ、根拠のある回答を提示します。
機密性の高い社内会議やプロジェクトの資料を扱う人でも、データを外部に渡さずに会議のメモ作成や質疑応答の補助を受けられます。手元のパソコンの中だけで処理が完了するため、情報漏洩を防ぎながら会議記録の作業を効率化できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、会社の外に情報を一通も出さない、優秀な書記が手元のパソコンの中に常駐するような仕組みです。クラウドに音声を送らず、自分のMacの中だけでAIが動くため、顧客情報や社外秘の会議でも安心して議事録作成や質問の確認を任せられます。
編集部の見方

会議の記録ツールといえばクラウド処理が主流のなかで、音声や社内ファイルを端末から一切出さない設計を前面に出した点に、筆者は強い関心を抱きました。社外秘の会議が多い人なら、情報システム部門の許可を取りやすい実用的な選択肢になりそうです。
端末内完結の安心感。
ただ、手元のパソコンで複数のモデルを動かしながら音声を拾い続けるとなると、動作の重さやバッテリーの減り具合がちょっと気になります。長時間の打ち合わせでも実用に耐えるのかどうか、2026年後半のLabs機能の更新や正式版への展開を見届けたいと思います。
誰に関係するか
Macを使って機密性の高い会議を行う人は、社内データを外部に出さずに議事録の補完や関連資料の検索ができるようになります。


