Meta AIの発表内容
Meta AIは、新しいAIモデル「Muse Spark Open」を公開しました。米国の公開モデル(内部の設定値が公開されているモデル)として、これまでで最も高い性能を持ちます。
このモデルは、プログラムの作成や自律的な作業に向けて作られています。複雑なソフトウェア開発や、段階を踏んで考える推論の処理、長期にわたる一連の作業を得意とします。
全体の数値は816Bパラメータ、実際に動く数値は42Bパラメータです。一度に読み込める文脈の長さは1Mトークンに達します。文字だけでなく画像、動画、音声をそのまま処理できます。
長文の資料や大量のプログラムコードを一度に読み込ませて、設計や調査の作業を進められます。画像や動画と組み合わせた解析業務など、人の手がかかっていた手順の効率化に役立ちます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、中身の設計図が公開された、とても物覚えの良い万能なAIが登場したということです。一度に膨大な資料やプログラムを読み込んでも内容を忘れず、文章だけでなく写真や動画、音声までまとめて理解して、複雑な作業を順序立てて片付けてくれます。
編集部の見方

公開モデルでありながら、文字だけでなく音声や動画まで最初から扱える点に筆者はかなり驚きました。これまでの公開モデルは文章処理が中心で、複数のデータを同時に扱う機能は後回しにされる傾向があったからです。
自社サーバーでの本格活用へ。外部のクラウドサービスに社内データを預けられない企業にとって、手元の環境で動かせる高機能なモデルの選択肢が増える流れは今後も続きそうです。
社内の業務自動化を自前で進めたい人なら、検証する価値は十分にあります。ただ、実際に手元で動かすには高性能な計算環境が必要になるため、まずはクラウド上での試験運用から始めるのが現実的な判断だと思います。次は各クラウド事業者による対応時期の告知を待ちたいところです。
誰に関係するか
ソフトウェア開発やデータ分析の業務を行っている人は、大量のコードや映像資料を一度に読み込ませて調査や作業の自動化を進められるようになります。
出典: Meta AI 公式 X ↗


