GitHub Copilotの発表内容

米GitHubは2026年10月22日、「GitHub Copilot」の利用データを取得する機能において、組織が独自に作成したスキルの名前などを表示するように改修しました。これまでは「その他」や「カスタム」という項目にまとめられていた利用記録が、設定した名前で個別に記録されます。

対象となるのは、自作のスキルやカスタムエージェント (自律型の処理機能)、MCP (外部ツールと接続するための規格) サーバー、独自コマンドなどです。各一覧に表示される件数は従来の5件から最大25件に増え、利用頻度が低いツールの状況も把握しやすくなりました。

この機能は、企業向けプランの管理者や、閲覧権限を付与された担当者が利用できます。社内で開発したツールが現場で実際に使われているかを分析し、今後の改善に活用できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、社内で配った独自ツールが現場でどれくらい使われているかを、ツールの名前ごとに調べられるようになった、ということです。これまでは「自作ツールまとめ」として大雑把に集計されていたため、現場が本当に使っているのか分かりませんでした。名前ごとの利用数が見えることで、使われているツールと使われていないツールがはっきり分かります。

編集部の見方

社内ツールを配った後、現場で放置されていないかを調べるのは骨が折れる作業です。今回の変更で、上位25件まで個別名が出るようになったのは実務的だと感じます。大企業ほど自作ツールの数が増えるため、これまでの5件では全く足りなかったはずです。

可視化の次に来るのは整理。

現場で使われない機能を維持し続けるのは、社内エンジニアにとっても負担になります。利用状況の数字が見えれば、どのツールを残してどのツールを廃止すべきかが判断しやすくなりそうです。

まずは自社の管理者が閲覧権限を確認し、11月の月次集計で自作ツールの名前が正しく出ているか確かめることから始めたいところです。

誰に関係するか

社内で「GitHub Copilot」向けの拡張機能を作っている管理者は、どの機能が開発現場で実際に使われているかを把握できるようになります。