発表の内容

Appleは「macOS 27.2」と「watchOS 27.2」の提供を開始しました。今回の更新により、これまで英語環境に限られていた対話型AI「Siri AI」の対応言語が広がります。

新たに対応したのは、日本語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語の5言語です。一方でドイツ語への対応は見送られました。欧州連合(EU)域内では、利用可能な機器がMacと「Apple Vision Pro」に限定されます。また、スマートフォン向けの「iOS 27.2」は今回の配信に含まれていません。

「Siri AI」は画面上の内容を認識する視覚機能や、文脈に応じた写真やメールの検索機能を備えています。文章の作成補助や下書きの自動生成にも利用できます。

日本語環境のMacで「Siri AI」が使えるようになり、過去のメールの検索や書類作成の支援を日本語の自然な会話で指示できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、Macに搭載されている賢いアシスタントが、ようやく日本語で普通に会話できるようになったということです。これまでは英語でしか使えなかった最新の対話機能が、普段の言葉でそのまま動きます。

画面に開いているPDFや画像を読み取らせて質問したり、書きかけのメールを直してもらったりする作業を、手元のパソコンひとつで指示できます。

編集部の見方

待望の日本語対応。

筆者は今回の言語追加を見て、ドイツ語より先にアジア圏の日本語と韓国語が選ばれた点に驚きました。欧州では規制の影響でiPhone向けの展開が慎重になっている様子もうかがえます。ただ、日本のユーザーにとっては、パソコンでの作業中に日本語でそのまま下書き作成やメール検索を任せられる恩恵はかなり大きいです。

スマートフォンの「iOS 27.2」への展開時期を見極めつつ、まずはMac上でどこまで日本語のやり取りが滑らかに機能するかを確かめたいところです。

誰に関係するか

Macで日常業務を行っている人は、日本語の自然な指示だけでメール検索や文章作成の支援を受けられるようになります。

出典: Apple ↗/ Notebookcheckも報道