Perplexityの発表内容
これにより、同社の法人向け検索AIを米国の政府機関へ安全に導入できるようになります。
連邦機関は米連邦総務庁 (GSA) を通じて直接調達できます。2027年3月31日までは、1機関あたり0.25ドルで利用枠を提供します。州や地方自治体は正規代理店から、政府請負業者は同社から直接購入します。
政府機関からの検索データは、AIモデルの学習や評価に使いません。検索文が外部の検索会社に送信されることも防ぎます。管理者は複数のAIモデルから利用する製品を選択でき、操作履歴の監視ログも取得できます。
政策文書の比較や調達規定の整理、ブリーフィング用の要約作成といった調査作業を、公的な安全基準を満たした環境で進められます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、厳しい国の安全審査に合格した「公認の検索AI」になったということです。
公的な機関では機密情報を扱うため、一般のWebサービスを勝手に使えません。今回の認証により、いわば「通行証」を手に入れた状態になり、国の仕事でも安心して最新情報の検索に使えるようになりました。
編集部の見方

1機関あたり0.25ドルという価格設定には、筆者もかなり驚きました。ほぼ無料に近い金額で配り、まずは米政府内の標準ツールとしての地位を固める狙いを感じます。
官庁への導入。
ただ、公的機関の仕事では回答の正確さと出典の確認が欠かせません。検索文が外に出ていかない点や、学習にデータを使わせない設計は、一般の法人にとっても心強い材料になります。競合する検索AI各社も、同じような政府認証の取得を急ぐ動きになりそうです。
そこで気になるのは次の展開です。先行提供が終わる2027年3月末に、各機関がどれだけ有償継続へ移行するかを見届けたいと思います。
誰に関係するか
政府や公的機関の業務でAIを使う人は、セキュリティ基準を満たした環境で最新のWeb情報を根拠付きで調べられるようになります。


