Amazon Bedrockの発表内容
米アマゾン・ウェブ・サービスは、「Amazon Bedrock」のAgentCore runtimeにセッションエンドポイントを追加しました。AIが作成中のWebアプリを、ブラウザからリアルタイムに操作できます。
この機能は、独立した仮想環境で動くAIの作業画面に接続します。AIがファイルを保存すると、画面のリロードなしで変更がブラウザに反映されます。開発用のサーバーを外部へ公開する手間がかかりません。
接続にはセッションごとに発行される認証URLを使います。利用できるポート番号は8000から12000までの範囲で、最大5つまで指定できます。HTTP通信やWebSocket通信に対応し、通信はAWSの認証機能で保護されます。
作業中の画面はセッションが終了すると自動で破棄されます。開発者は外部環境に配備する時間を待たずに、AIの修正結果をその場で素早く試せます。
つまり、どういうこと?
ひらたく言うと、AIが手元で作っているWeb画面を、そのまま覗き見できる仕組みです。これまではAIがコードを直すたびに別のサーバーへ移して動かす必要がありました。今回の機能を使えば、AIの作業机の横に立って画面の移り変わりを直接見ている感覚で、手戻りなく仕上がりを確かめられます。
編集部の見方

待ち時間ゼロの即時性。AIにWeb画面の修正を頼んだあと、配備を待たずにブラウザで動く姿をすぐ触れるのはかなり便利です。
ただ、画面の確認用URLがセッションごとに使い捨てられる設計には、なるほどと思わされました。検証用のサーバーをクラウド上に置き忘れて余計な料金が発生する心配がありません。外部へそのまま本番公開できるわけではないものの、試作品をチームで手早く触って判断する用途ならこれで十分機能します。
そういえば、こうした開発者向け機能はSDKの更新速度が使い勝手を左右します。
誰に関係するか
Amazon Bedrockで自律型の開発AIを動かしている人は、AIが直したWeb画面の動きを配備待ちなしですぐに確認できるようになります。


