
Wizの代替ツール5選
Wizの料金・機能・日本語対応に不満があるときの乗り換え候補を、編集部がAIセキュリティカテゴリのスコア上位から選びました。良い点と注意点を並べて比較できます。
Wizの代替を探す理由
| 料金が高い | 利用頻度に対して月額が見合いません。年単位で見ると差が大きくなります。 |
|---|---|
| 日本語対応が弱い | UI・サポート・出力品質のいずれかで日本語の優先順位が低い状態です。 |
| 必要な機能が無い | チーム共有・API・特定モデルなどがプランに無い、または上位プラン限定です。 |
| 安定性・サポート | 障害の頻度や問い合わせへの対応が業務に影響する水準です。 |
代替候補5ツール
編集部が選定 | スコア順に機能の近さを加味
Aikido Securityは、コード、依存関係、クラウド、実行環境のセキュリティリスクを一つの画面で検出・修正支援する開発者向けプラットフォームです。SASTでソースコードの脆弱性をマージ前に洗い出し、SCAでOSS依存関係の既知CVEやライセンス、SBOM作成を継続的に管理できます。さらにTerraform、CloudFormation、KubernetesのIaC設定ミス、シークレット漏えい、悪意あるパッケージをスキャンし、AI AutoFixで修正案を提示します。複数のセキュリティ製品をまたがずに、開発フロー内でノイズを抑えて対処したいエンジニアチームに向いています。
- ・SAST・SCA・IaC・シークレット検出・クラウドの検査を一つの画面で扱える
- ・到達可能性分析で、実際に悪用できる脆弱性だけにアラートを絞り込む
- ・AI Autofixが脆弱性の修正PRを自動で作り、承認するだけで直せる
- ・オンプレ完結の運用が必須な金融・政府系の組織には向かない
- ・国内サポートを重視するなら国内代理店経由での導入相談が前提になる

CrowdStrike Charlotte AIは、Falconプラットフォーム上でSOCの検知、調査、対応を支援するAIセキュリティアナリストです。自然言語で脅威データやアラートの状況を質問でき、検知トリアージでは誤検知や低リスク通知の整理、優先度付けを自動化します。Agentic ResponseやAgentic SOARにより、根本原因分析、横展開の把握、対応手順の提示、エージェント間のワークフロー連携まで扱えます。CrowdStrike環境で運用するSOC、MDR、公共機関など、アナリストの判断を統制下で拡張したい組織に向きます。
- ・自然言語で質問すると脅威ハンティングのクエリを自動で生成する
- ・大量のアラートを優先度付け・要約し、誤検知判定の根拠も示す
- ・AgentWorksで自社専用のセキュリティAIエージェントを構築できる
- ・Falcon契約者がアドオンで使う前提で、単体のSOCツールではない
- ・Falcon本体とクレジット課金が重なり、中小企業には総額が見えにくい
- ・EDR未導入の組織は本体の導入費も加わり過剰投資になりやすい

Cortex XSIAMは、Palo Alto Networksが提供するAI駆動型のSOC運用プラットフォームです。エンドポイント・ネットワーク・クラウドから集めたログを1つの基盤に統合し、機械学習でアラートを自動的に関連付けて優先度を付け、対応作業の大半を自動化することを狙った設計で、従来のSIEMとSOAR、EDRをまとめて置き換える次世代SOC基盤の代表格とされています。日本語の製品情報や国内サポート体制も整っています。アラート対応に忙殺されるSOCを立て直したい大企業や、乱立したセキュリティ製品を統合して運用を軽くしたい組織に向いています。
- ・ログ統合からアラート対応までを1つの基盤に集約できる
- ・機械学習でアラートを自動的に関連付けて優先度を付ける
- ・SIEM・SOAR・EDRの置き換えで製品の乱立を解消できる
- ・大企業向けの構成で価格・要件の敷居が高い
- ・既存SIEMからの移行には計画と工数がかかる
- ・自動化の設計・調整には専門知識が必要

SentinelOneは、AIネイティブなSingularityプラットフォームでエンドポイント・アイデンティティ・クラウド・AIシステムを横断保護するサイバーセキュリティ製品。Purple AIによる自動トリアージや自律的な脅威対応も提供し、SOC人員が限られる中堅〜大企業のセキュリティ運用に向く。
- ・単一の軽量エージェントでエンドポイントとアイデンティティを保護できる
- ・Purple AIがトリアージ・相関分析・定型対応をエージェント的に自動化する
- ・Gartner Magic Quadrantのエンドポイント保護で6年連続リーダーに選ばれている
- ・Completeのデータ保持は14日間で、90日保持にはCommercialが必要になる
- ・AI SOC Analystによる自動トリアージは最上位Enterpriseの要問い合わせプラン

Microsoft Defender内で攻撃シミュレーション、脅威シナリオ計画、防御テストを行い、AI時代の継続的なセキュリティ検証を支援します。
- ・Defender内での統合運用
- ・攻撃シナリオ検証の効率化
- ・AI時代の防御体制強化
- ・価格情報の未公開
- ・実運用評価の不足
- ・Microsoft環境への依存
Wizと代替5ツールの一覧表
| ツール | 最低料金 | 対応環境 | スコア |
|---|---|---|---|
| Wizこのツール | 有料 | — | 3.71 |
| Aikido Security | 無料 | web | 3.74 |
| CrowdStrike Charlotte | 公式サイトで確認 | web/extension | 3.67 |
| Cortex XSIAM | 有料 | — | 3.65 |
| SentinelOne | $179.99/yr per endpoint | web | 3.32 |
| Microsoft Project Perception | 価格未公開 | Web/Windows | 3.87 |
スコアは編集部の独自評価(5点満点)。料金は調査時点の目安です。
編集部の結論
Wizから乗り換えるなら機能を維持しつつコストを下げたいなら、Aikido Securityが有力候補です。スコアと機能の近さの両方で上位に入ります。
違う強みで補いたい(日本語サポート優先、API重視など)なら、CrowdStrike Charlotteも検討対象になります。
判断基準は月額コスト、必要機能の網羅率、移行の工数の3つです。3つとも「はい」なら乗り換えが合理的です。
