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三秒敬語の使い方|無料の変換回数と月550円プランの境目 (2026年版)
この記事のポイント
- 三秒敬語(3秒敬語)は、雑に打った日本語を貼るだけで敬語に変えるAIツールです
- 登録もログインも不要。開いた瞬間から使えます
- 変換そのものは0円。月550円のベーシックプランは「回数が足りない人」だけの追加装備です
- 入り口はWeb・iPhone・Android・Chrome拡張の4つ。使う場所で選び分けると速い
- 二重敬語とニュアンスのズレは残ります。送信前に自分の目を通す前提が一択です
「了解です」と打って、送信ボタンの上で指が止まる。この言い方、目上の人に失礼じゃないか。その迷いが1日10回あれば、1か月で15分が静かに消えていきます。
三秒敬語は、その迷いだけを引き受けるツールです。普段の言葉で打った文を貼り付けると、数秒で敬語やビジネスメールの形に変わります。アカウントを作る手間もありません。
週に数本のメールを整えるだけなら、0円で足ります。1日20本以上を書き直す営業職なら、月550円を足す価値があります。あなたがどちら側かを、この記事ではっきりさせます。

三秒敬語(3秒敬語)とは?貼って押すだけで敬語になるAIツール
三秒敬語は、カジュアルに書いた日本語を数秒で敬語やメール文に変換するAIツールです。表記は「3秒敬語」が正式で、検索では「三秒敬語」と打つ人も多くいます。同じサービスです。
やることは1つ。伝えたい中身を、普段の言葉で打つ。それだけです。
たとえば「明日までに送って」と入れると、「恐れ入りますが、明日までにお送りいただけますと幸いです」のような形で返ってきます。尊敬語と謙譲語の使い分けを、こちらで組み立てる必要はありません。
開発したのは大西拓磨氏と早川尚吾氏。Google Playには「3秒敬語株式会社」名義でアプリが並んでいます。個人の実験的なWebサービスから、法人が運営するプロダクトへ育ったタイプです。
敬語のルールを暗記していなくても、それらしい文章が出る。ここが本体の価値です。翻訳でも要約でもなく、敬語への言い換え一本に絞っている。この割り切りが潔いところ。
一方で、誤字や表現のダブりまで直したいなら役割が違います。文章全体の精度を上げたいなら、AI文章校正ツールのまとめを先に眺めておくと、三秒敬語に何を任せて何を任せないかの線が引けます。
では、実際にどう動かすのか。
三秒敬語の使い方|最初の1回は30秒で終わります
初回の操作は3ステップしかありません。読むより触ったほうが早い部類です。
- ブラウザで三秒敬語を開く(アプリ版なら起動する)
- 入力欄に、普段の言葉のまま用件を打つ
- 変換ボタンを押して、出てきた文をコピーする
これで完了。アカウント作成の画面すら挟まりません。
コツは1つだけあります。きれいに書こうとしないことです。「明日の打ち合わせ、30分遅らせたい」のように、中身だけを雑に書く。ここで自分が敬語を頑張ると、AIが二重に丁寧にして、かえって読みにくい文になります。
入力する情報は3つで足ります。
- 誰に送るか(社内の上司、取引先、初対面など)
- 何をしてほしいか(依頼、謝罪、日程調整、お礼)
- 期限や日時などの具体的な数字
つまり、材料さえ渡せば形はAIが作ります。逆に言えば、材料が足りない文はどれだけ丁寧にしても中身が薄いままです。
出てきた文をそのまま貼る前に、固有名詞と日付だけは目で追ってください。ここは後半の「送信前チェック」でもう一度触れます。
気になるのは、これがいくらまで無料なのか。
料金は?無料でどこまで使えて、月550円の境目はどこか


変換機能そのものは無料です。課金しなくても、貼って敬語に直す動作はきちんと動きます。そのうえで、利用回数を広げたい人向けに月額550円のベーシックプランが用意されています。
ここは情報が錯綜しやすいので、先に整理します。ネット上には「完全無料・有料プランは存在しない」と書かれた解説が今も残っています。2025年2月時点の状況を書いたもので、その後にベーシックプランが追加されました。古い記事を読んで「有料プランはない」と思い込むのが、いちばんよくある勘違いです。
確実な部分だけを表にします。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 基本の変換機能 | 無料 | 登録・ログイン不要 |
| ベーシックプラン | 月額550円 | 利用回数の拡張が主目的 |
| 課金の前提 | 払わなくても動く | 無料で試してから判断できる |
| 注意点 | 2025年前半の解説は「完全無料」表記 | 料金は公式ページで最新を確認 |
つまり、無料で回してみて上限に何度もぶつかったら550円を足す。この順番で困りません。
大事なのは、無料版が体験版ではないことです。機能を削って不便にして課金に追い込む設計ではなく、変換そのものは0円で完結します。天井になるのは回数だけ。ここが素直です。
1日あたりの無料回数は細かく公開されていないので、断言はしません。実務の感覚で言えば、境目はこのあたり。
- 週に数本、重いメールだけ整える → 無料で十分
- 1日5〜10本、社内チャットの言い換え程度 → だいたい無料の範囲
- 1日20本以上、変換が業務の動線に入っている → 550円の検討ライン
550円は、判断を軽くするための値付けに見えます。ランチ1回より安い。ここで長く悩む時間のほうが、正直高くつきます。
とはいえ、いきなり課金する理由もありません。上限に当たってから払う。それで遅くない。

月550円を払う価値がある人、払わなくていい人
課金の判断は「敬語で悩む頻度」だけで決まります。役職でも業種でもありません。ここを取り違えると、使わない保険に毎月払うことになります。
4タイプに分けると、自分の位置がわかります。
| タイプ | 1日の変換回数 | 結論 |
|---|---|---|
| 社内のやり取りが中心 | 0〜3回 | 無料一択 |
| 顧客メールが日常 | 5〜15回 | まず無料で様子を見る |
| 営業・カスタマーサポート | 20回以上 | 550円が妥当 |
| 転職・就活で応募文を量産 | 期間限定で集中 | 1か月だけ課金して解約 |
つまり、回数が読めない人は払わないほうが得をします。
見落としがちなのが4番目です。転職の応募メール、退職のあいさつ、内定辞退の連絡。短い期間だけ、丁寧な文章が大量に要る場面があります。その1か月だけ550円を払って、終わったら止める。サブスクは入りっぱなしにしないほうが賢い。
逆に、月に数回しか使わないのに「安いから入っておこう」は微妙です。550円×12か月で6,600円。使わない保険にしては、なかなかの金額。
ここまでの整理 変換は0円で動く。550円は回数の追加装備。1日20回が境目で、期間限定の課金も有効な選択肢です。
料金の話が片付いたら、次は入り口の話です。
登録・ログインは必要?無料のままログインする意味
三秒敬語は、ユーザー登録もログインもなしで使えます。メールアドレスを入れる手間すらありません。ページを開いた瞬間から動きます。
この「思い立って0秒」が、地味に効きます。
無料ツールの多くは、試す前にアカウント作成という壁を置きます。そこで大半の人が離脱する。三秒敬語はその壁を外しました。
ただし、無料のままログインすると利用回数の面で優遇される、という案内があります。がっつり使うつもりなら、あとからアカウントを作る手を残しておくといいです。急ぐ必要はありません。
判断はこう分けてください。
- 今日1回だけ試したい → ログインしない
- 週に何度も開くようになった → ログインする
- それでも足りない → 550円を検討する
つまり、階段は3段。いきなり最上段まで登る理由はどこにもありません。
入り口が複数あるなら、どこから入るのが自分に合うかも決めておきたいところ。
Web・iPhone・Android・Chrome拡張、どれを使う?
三秒敬語には4つの入り口があります。全部入れる必要はありません。仕事をする場所で1つか2つ選べば足ります。
| 入り口 | 向いている場面 | ひとこと |
|---|---|---|
| Web版 | まず試す・共有PCで使う | インストール不要で最速 |
| iPhoneアプリ | 移動中のメール返信 | 通知を見てその場で返せる |
| Androidアプリ | 同上 | 3秒敬語株式会社名義で配信 |
| Chrome拡張 | PCでメール作成が多い | 画面を行き来しない分だけ速い |
つまり、デスクワーク中心ならChrome拡張、外回りが多いならスマホアプリ。この2択でほぼ決まります。
Chrome拡張の効きどころは、コピペの往復が消える点です。メール画面から別タブへ移動して、貼って、戻ってくる。この往復が1日30回あれば、それだけで数分が溶けます。拡張は同じ画面の中で完結します。
スマホアプリ版には、GPT系・Gemini・Claude・Grokなど複数のAIを切り替えて使えるチャット機能も載っています。敬語変換のついでに、汎用のAIチャットも手元に置ける形です。とはいえ本格的に使うなら、ChatGPTやClaudeの本体アプリのほうが素直。ここはおまけと考えるのが正解です。
道具が決まったら、あとは出力の質を上げる番です。
うまく変換されないときの、入力の直し方
「なんか違う」文が出てくるときは、AIの性能ではなく入力の情報が足りていないケースがほとんどです。直し方は決まっています。
原因はだいたい4つに絞られます。
- 相手が誰か書いていない(社内か社外かで敬語の強さが変わる)
- 用件が2つ以上混ざっている(謝罪と依頼を同時に入れている)
- 自分で敬語にしてから貼っている(二重に丁寧になる)
- 長すぎる(500字を超えると要点がぼやける)
つまり、1回の変換で1つの用件。これを守るだけで精度が変わります。
具体例で見ると差がはっきりします。
| 雑な入力 | 直した入力 |
|---|---|
| 「資料の件、すみません」 | 「取引先へ。資料の送付が2日遅れる。お詫びと新しい期限(8月8日)を伝えたい」 |
| 「打ち合わせ変えたい」 | 「社内の上司へ。明日14時の打ち合わせを16時に変更したい。理由は別件の来客」 |
つまり、相手・用件・数字の3点を書き足すだけ。文章力は要りません。
謝罪文だけは特に慎重に。お詫びの文章はテンプレ感が出た瞬間に冷たく読まれます。AIの出力を土台にして、原因の一文だけは自分の言葉に置き換えるのがおすすめです。
そして、どんなに入力を整えても残る弱点があります。
弱点は二重敬語とニュアンス。送信前の3点チェック
三秒敬語の出力は、そのまま送れる完成品ではありません。ここを誤解すると事故ります。
よく出る崩れは3種類です。
- 二重敬語 — 「お伺いさせていただきます」のような重ねすぎ
- 丁寧すぎる距離感 — 気心の知れた同僚に、初対面の文体が付く
- 主語の取り違え — こちらがやることを、相手がやることとして書かれる
つまり、文法は整うのに、関係性は読み取れていない。ここが機械の限界です。
送信前に見るのは3点だけで足ります。
- 固有名詞(会社名・人名・部署名)が正しいか
- 日付と時刻がずれていないか
- 「いただく」「くださる」の主語が入れ替わっていないか
この3点を10秒で確認する。それだけで、恥ずかしいミスはほぼ消えます。
なお、誤字脱字や表記ゆれまで含めて整えたいなら、役割の違うツールを重ねるのが早いです。無料で使える選択肢は無料のAI校正ツールまとめに並べてあるので、敬語変換のあとに1回通す運用が現実的です。
弱点がわかると、他のAIとの線引きもはっきりします。
ChatGPTやDeepL Writeとどう違う?使い分けの結論
「ChatGPTでも敬語に直せるのでは」という疑問は当然です。実際できます。それでも三秒敬語が残る理由があります。
3つを並べると、性格の違いが見えます。
| ツール | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| 三秒敬語 | 貼って押すだけ。指示文を考えなくていい | 敬語変換以外はできない |
| ChatGPT | 構成から作れる。長文も守備範囲 | 毎回AIへの指示文を書く必要がある |
| DeepL Write | 言い回しの自然さを整える | 日本語の敬語の強弱指定は苦手 |
つまり、速度なら三秒敬語、自由度ならChatGPT。競合というより担当が違います。
判断基準はシンプルです。1文〜3文の短い言い換えは三秒敬語。メール全体を組み立てるならChatGPT。 短文をChatGPTでやると、指示文を書く時間のほうが長くなって本末転倒です。
メール作成そのものを効率化したいなら、担当ツールを分けるより先に全体の流れを見直したほうが効きます。AIメール作成ツールの比較に、下書きから送信までを任せる系のツールをまとめてあります。
編集部の評価
公開情報とリサーチの範囲で率直に書きます。点数を付けるより、どこが強くてどこが弱いかを言い切ったほうが役に立つはずです。
強いところは、入り口の低さ。登録なしで開いた瞬間に動く設計は破格です。無料ツールの離脱要因の大半はアカウント作成なので、そこを外した判断は正しい。日常的に重宝します。
弱いところは、料金情報の見つけにくさ。「完全無料」と書かれた2025年前半の解説がいまも検索上位に残っていて、月550円のプランの存在が伝わりにくい状態です。ユーザーの責任ではありません。ここは正直イマイチ。
微妙なところは、アプリ版のAIチャット機能。複数のAIを切り替えられるのは面白い試みですが、専用アプリと比べると使い勝手で見劣りします。敬語変換の速さが売りなので、そこに集中したほうが強いはず。
結論として、短い日本語を敬語に直す一点においては一択です。多機能を求めるツールではありません。0円で始めて、足りなければ550円。この階段の作り方に嘘がないところを評価します。
よくある質問(FAQ)
Q. 「三秒敬語」と「3秒敬語」は別のサービスですか?
同じサービスです。正式表記は「3秒敬語」で、検索するときに「三秒敬語」と漢数字で打つ人が多いだけです。どちらで調べても同じページにたどり着きます。
Q. 本当に無料で使えますか?
変換機能は無料です。登録もログインもなしで動きます。ただし2026年時点では月額550円のベーシックプランも存在します。「完全無料で有料プランはない」と書かれた解説は2025年前半の情報なので、料金は公式ページで確認してください。
Q. 会員登録しないと使えない機能はありますか?
変換の中心機能は未登録で使えます。無料のままログインすると利用回数の面で優遇される案内があるので、使う頻度が上がってきたら作れば十分です。
Q. 出てきた文をそのまま送っても大丈夫ですか?
おすすめしません。二重敬語や、「いただく/くださる」の主語の入れ替わりが起きることがあります。固有名詞・日付・主語の3点だけ10秒で確認してから送ってください。
Q. スマホアプリとChrome拡張、どちらを入れるべきですか?
PCでメールを書く時間が長いならChrome拡張が一択です。画面を行き来せずに変換できる分、コピペの往復が消えます。外出先での返信が多いならスマホアプリ。両方入れる必要はありません。
次に読むならこれ
三秒敬語で短文の敬語は片付きます。残るのは、メール1通をゼロから組み立てる時間のほうです。AIメール作成ツールの比較を読むと、下書きから送信までを任せられるツールの選び方がわかります。三秒敬語と組み合わせると、メールにかける時間がもう一段減ります。
