Runway、WebとAPIの課金を新体系に統合 2026年末までクレジット10%増量
- Runwayは、Webアプリと開発環境のクレジットを共通利用できる新料金体系を導入しました。
- 2026年9月18日から提供され、同年12月31日までの新規契約にはクレジットが10%上乗せされます。
- 同社のツールを使って動画制作や開発を行う法人利用者が対象です。

Runwayは2026年9月18日、統一料金体系の提供を始めました。Webアプリと開発者向け環境「Runway Dev」で、購入したクレジットをまとめて利用できるようになります。
これまで利用者は、WebアプリとAPI (外部プログラムから機能を呼び出す仕組み) で個別の契約を結び、クレジットも別々に管理する必要がありました。今回の統合により、1つの請求書でクレジットを一括購入し、社内全体で融通できるようになります。管理画面も刷新され、全体の利用状況の把握やクレジットの移動、利用者アカウントの管理が1か所で完結します。
発表に合わせて、2026年12月31日までの特典も用意されました。既存の法人向けにも、社内紹介と購入により5000クレジットと専門家による1日分の技術支援が無償で付与されます。
これにより制作担当者がWeb上で作った映像の手順を、開発担当者がAPI経由で大量生成するような連携作業を、共通の予算枠で円滑に進められます。
たとえるなら、遊園地のアトラクション券が乗り物ごとに分かれていた状態から、園内どこでも使える共通回数券に変わったような仕組みです。
これまではブラウザの画面で動画を作る部門と、プログラムから自動で大量作成する開発部門で、別々に利用枠を買う必要がありました。今回の変更で社内の財布が1つになり、残った利用枠を無駄なく分け合えるようになります。

Web画面とAPIで別々に請求書が届く煩わしさは、筆者の目から見ても企業の現場でかなり重い壁でした。社内の別部門で余っている枠を使えないもどかしさを解消する、実用的な見直しです。契約の一本化。この使い勝手の改善を歓迎する現場は多いと思います。
一方、新規契約で10%上乗せされる特典の期限は2026年12月31日となっています。動画広告の大量生成をAPIで自動化したい企業なら、年内の導入検討が有力な選択肢になりそうです。
まずは2026年9月30日開催の「Runway AI Summit」で、企業向けの具体的な連携例がどう示されるかを見届けたいところです。
RunwayをWebとAPIの両方で運用している企業は、1つの契約と共通のクレジット枠で全社の動画生成を管理できるようになります。
出典: runway.com ↗

