Xiaomi、「Claude」匹敵の「MiMo-V2.6」公開 指標スコア46で首位
- Xiaomiが「Claude」の最上位モデルと同等水準をうたうAIモデル「MiMo-V2.6」を公開しました。
- 2026年9月22日からHugging Faceにて無償で配布されています。
- 商用利用や改変を伴う業務でAIを活用したい企業や開発者が対象です。

XiaomiのAI開発チームが、AIモデル「MiMo-V2.6」シリーズを2026年9月22日に公開しました。モデルの重みデータが無償で公開されており、Hugging Faceから誰でも入手できます。
上位版の「MiMo-V2.6-Pro」は、作業を自律して進める各種の性能評価で「Claude Opus 5」と同等の成績を示しました。専門機関の総合指標では46点を獲得し、公開型のモデルとして最高評価を記録しています。ライセンスは商用利用や改変が認められる条件です。
開発元は学習用の環境やコードもあわせて提供しています。プログラミングやPCの画面操作、3D空間の推論といった作業の性能が引き上げられました。外部の仕組みとつなぐAPIの利用料金は前世代から据え置きとなっています。
高性能なAIを自社の管理下で動かしたい企業は、利用料を払わずに先端水準のモデルを導入できます。業務システムの自動操作や設計作業など、自社専用のAI環境を整える用途に役立ちます。
ひらたく言うと、「Claude」の最上位モデルに近い頭脳の設計図が、誰でも無料で手に入る状態になりました。
これまでは高価な月額料金を払ってクラウド上で借りていた高性能なAIを、自前のパソコンや社内サーバーへ丸ごと持ち込める仕組みです。料理にたとえるなら、高級店の看板メニューのレシピと味付けの配合が無償で配られたような形となります。

最上位クラスの「Claude」に匹敵する頭脳が、無償かつ商用可能な形で公開された点にはかなり驚きました。自前で開発できる大企業だけでなく、外部モデルを組み込みたい現場にとっても強力な選択肢になりそうです。
無料公開の衝撃。
ただ、1.02T規模の巨大なモデルを自社サーバーで動かすには、相応の設備投資が求められます。手軽に恩恵を受けたい人なら、まずは価格が据え置かれたAPIやデスクトップアプリから触ってみるのが無難だと思います。次は2026年秋に控える各社の大型アップデートで、クラウド型の有料勢がどう引き離しにかかるかを見届けたいところです。
「Claude」水準のAIを自社環境で動かしたい人は、費用をかけずに商用利用可能なモデルを業務に組み込めるようになります。

