Figma AIの発表内容

Figmaが「Figma AI」において、独自のアニメーションスタイルを扱う新機能を発表しました。デザインシステム (デザインの共通ルール集) 向けに、動きの設定を保存して共有できます。

作成したアニメーションスタイルは、チームのライブラリに登録して公開できます。保存したスタイルは、スキル機能を通じて参照することも可能です。

外部連携規格のMCP (外部ツールと連携するための規格) にも対応しました。Figmaのエージェントや外部のコーディング支援エージェントを通じて、保存した動きのスタイルを自動で適用できます。

画面の動きに共通のルールを持たせたい現場では、設定したアニメーションを制作や実装の工程へ素早く反映できるようになります。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、画面の動きに関する「お気に入りの型」を登録して、AIに自動で使わせる仕組みです。

たとえるなら、会社のロゴ色やフォントを決めておくように、ボタンが跳ねる速度や画面の切り替わり方を社内ルールとして登録できます。一度決めておけば、AIがコードを書くときにもその動きをそのまま再現してくれます。

編集部の見方

デザインの静止画だけでなく、動きのルールまでAIに渡せるようになった点に筆者は関心を持ちました。アニメーションの秒数や加減速は人によってバラつきが出やすい部分です。ここをライブラリ化して固定できるのは、かなり実用的だと感じます。

MCP連携による自動適用。

単にFigmaの中で完結せず、外部のコーディング支援ツールにも同じ動きの定義を渡せる設計には筋の良さを感じます。デザインから実装への引き継ぎで生じていた微調整の手間は、確実に減りそうです。

次は冬にかけて各社の開発環境でMCP連携がどこまで実務に浸透するかを見届けたいところです。

誰に関係するか

デザインシステムを運用している人は、定義したアニメーション効果をライブラリ経由で共有し、AIによる自動適用まで一貫して行えるようになります。