Perplexityの発表内容

Perplexityは、AI作業基盤「Computer」を電子商取引向けに展開すると発表しました。事業者が抱える店舗運営や広告運用の作業を、複数の外部サービスとつないで自動化します。

「Computer」はShopify (ネットショップ作成サービス)、Meta (SNS運営会社)、Klaviyo (メール配信サービス) と連携します。Shopifyの販売データを分析して推奨商品を割り出し、専用の販売ページを自動で作成します。あらかじめブランドのデザイン指針を登録することで、統一された表現をページや広告に適用します。

作成したページの情報をもとに、Meta向けの静止画広告や動画の派生版を制作して出稿まで設定します。Klaviyoでは顧客データに合わせて配信先を絞り込み、商品の案内メールを送信します。ページの公開や広告費の利用前には人の確認を必須にでき、予算の上限も設定できます。

分析からページ作成、広告出稿、メール配信までの作業を、1つの指示でまとめて連携できます。これにより、ネットショップの担当者は販売機会の特定から販促の実行までを素早く進められます。

つまり、どういうこと?

つまり、ネットショップの店長を助ける万能アシスタントのような仕組みです。これまでは、売れ筋を調べてページを作り、広告を出してメールマガジンを送る作業を、別々の管理画面を開いて手作業で行っていました。これらを1本の線でつなぎ、指示を出すだけで各ツールを動かして準備を整えてくれます。

編集部の見方

単なる検索から実務の自動化へ。

筆者は、AIが店舗の分析から広告画像の作成、配信設定まで一気に担う設計にちょっと驚きました。ただ、広告出稿やメール送信の前に人間が確認する手順を必須にしている点は、誤配信や予算超過を防ぐうえで手堅い判断だと思います。Shopifyと主要な販促ツールを連携させるこの手法は、今後のEC向けAIでも標準的な機能になりそうです。

一人でECサイトを切り盛りしている人なら、作業時間を削る有力な選択肢になります。次の年末商戦に向けて、日本語環境や国内の決済・配送サービスともスムーズに連携できるようになるかを見ておきたいところです。

誰に関係するか

ネットショップを運営している人は、売上分析から商品ページの制作、Meta広告やメール配信の設定までを1つの指示で連携できるようになります。