Figma AIの発表内容

米Figmaは2026年11月3日、「Figma AI」のコード生成に関する新機能を公開しました。デザイン画面からコードレイヤーを作成する際、AIが画面同士の接続や操作の情報を自動で読み取ります。

これまでは画面の複雑な動きを文章で細かく指示する必要がありました。今後はプロトタイプ(試作品)に設定した画面遷移の情報をAIが直接参照するため、指示文の入力にかかる手間が減ります。

対象機能の「コードレイヤー(デザインからコードを生成する機能)」は、現在オープンベータ(誰でも試せる試験提供段階)として公開されています。

利用者は画面遷移の指示入力に費やしていた時間を、試作品の調整や例外的な操作の確認に充てられます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、画面のつなぎ順をいちいちAIに言葉で説明しなくてもよくなりました。

たとえるなら、紙芝居のページ番号と順番を指示書に書かなくても、重ねた順にAIが読んで劇を作ってくれるような変化です。画面同士の矢印を見ればAIが動きを把握するため、指示文を書く手間が省けます。

編集部の見方

かなり助かります。画面遷移を言葉で細かく書く作業は、手間がかかります。Figma上で画面をつなぐ矢印を引いているのに、それを改めてプロンプトで説明する二度手間に疑問を感じていた筆者としては、順当な改善だと感じました。

ただ、画面のつながりを読み取れるようになったとはいえ、まだオープンベータの段階です。複雑に入り組んだ画面遷移をどこまで意図どおりにコードへ落とし込めるかは、案件ごとに見極める必要がありそうです。デザインの再現性にこだわりたい人なら、生成されたコードの確認は欠かせません。

まずは今後の正式版の告知で、対応できる操作の種類がどこまで広がるかを確認したいところです。

誰に関係するか

プロトタイプからコードを作成している人は、画面のつなぎ方を文章で細かく指示せずに済むようになります。