エルピクセル EIRLは、エルピクセル株式会社が開発する、医用画像の読影を支援するAIソフトウェアのシリーズです。X線、CT、MRIといった放射線画像や大腸内視鏡の画像を解析し、病変が疑われる箇所を医師に示すことで、重要な所見の見落としを減らす「もう一つの目」として働きます。

主な製品

  • 胸部シリーズ: 胸部X線から肺結節、浸潤影、間質影、無気肺などの異常を検出し、心胸郭比や縦隔幅なども計測。胸部CTからの肺結節の検出にも対応
  • 脳シリーズ: 脳MRAからの脳動脈瘤の検出、脳MRIでの白質病変の体積算出、脳CTでの高吸収域・低吸収域の抽出
  • 大腸シリーズ: 大腸内視鏡検査の最中に、ポリープが疑われる箇所をリアルタイムで検出

国内では、見落としのリスクが高く早期発見が重要な疾患を対象に、承認・認証を取得した医療機器プログラムとして6製品を展開しています。

導入のしかた

医用画像の標準規格DICOMに準拠し、既存のPACSや撮影装置と直接つながります。解析結果は普段使っている読影端末に出力されるため、読影の流れを変えずに組み込めます。ベトナム、タイ、シンガポールなどASEAN各国でも承認・登録を進めています。

利用の前提

対象は病院や健診施設などの医療機関で、個人では使えません。診断の主体はあくまで医師で、AIは確認を補助する位置づけです。対応する領域は承認・認証を取得した部位と用途に限られ、料金は公開されていないため問い合わせでの見積もりになります。