発表の内容

MSIが、Mac利用者に向けたウルトラワイドモニター「PRO MAX 341QPXW14G」を発売しました。画面比率は21:9で、第5世代のQD-OLEDパネルとWQHDの解像度を採用しています。

画素の並びにはRGBストライプ方式を使い、文字のふちに出る色のにじみを抑えています。色の誤差を示すDelta Eは2以下で、Pantoneの認証も取得しました。HDRのピーク輝度は1300ニトです。従来のQD-OLEDと比べて黒は40%深くなり、表面の傷つきにくさは2.5倍になりました。

USB Type-Cは98Wと15Wの2系統です。98Wの側はMacBookへの給電と映像出力をケーブル一本でまかないます。15Wの側はiPhoneやiPadの充電に使えます。

3台に対応するKVM 2.0は、Mac、iPad、PCをひとそろいのキーボードとマウスで切り替えられます。画面を並べて表示するPBPと組み合わせると、機器をまたいでファイルを移せます。

専用アプリ「MSI M-Mate」を使うと、MacBookの色設定をモニター側に同期できます。音量や明るさはMacのキーボードからそのまま操作できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、横長の画面一枚でMacもPCもまとめて動かせるモニターです。ケーブルをつなぐだけでMacBookの充電も済み、机の上にはキーボードとマウスがひとそろい残るだけになります。QD-OLEDやKVMという言葉が並びますが、要するに配線と機器を減らして、画面の中だけで作業を行き来できるようにする道具です。

編集部の見方

仕様を追っていて目に留まったのは、パネルの自慢より先にMacとの色合わせや給電の話が並ぶところです。Windows機を主戦場にしてきたMSIがここまでMacに寄せるのは、けっこう珍しい光景だと思います。

そういえば、モニターの選び方そのものが変わってきました。画質の数字より「何台つなげるか」で選ぶ人が増えるのではないか、と思っています。ノートPCを持ち歩いて机では大画面、という働き方が定着した以上、給電とKVMは画質と同じ重さの条件になりました。

机の上の機材を減らしたい人向け。

残る関心は価格です。国内向けのPRO MAXのページが出たところで、まっさきに値札を見たいところです。

誰に関係するか

MacとPCを行き来して仕事をしている人は、キーボードとマウスをひとそろいに減らし、画面を分けずに作業をまとめられるようになります。

出典: MSI ↗/ Notebookcheckも報道