GitHub Copilot、モデル自動選択に3段階の優先度設定 VS Codeの1.138更新も発表
- モデル自動選択に3つの優先度設定が追加され、コストや応答速度の重視度を選べます。
- 9月14日の週次更新として順次展開が始まっています。
- VS Codeや専用アプリなどで同機能を利用するすべてのユーザーが対象です。

GitHubは9月14日、「GitHub Copilot」の週次更新を発表しました。モデル自動選択に3つの新基準を追加したほか、コード確認機能や専用アプリを更新しました。
モデル自動選択では、効率、バランス、知能の3段階から重視する基準を指定できます。選択できるAIモデルは共通ですが、コストや品質、応答速度の配分を調整できます。あわせてコード確認機能では、修正済みの指摘が自動で解決扱いになり、変更を適用する際のコミットメッセージも提案します。
法人向けプランでは、AIクレジットの上限に達した際に増額を申請する機能が一般提供されました。また、障害監視サービス「Sentry」との連携により、不具合の報告画面から直接原因の調査や修正の準備を進められます。
開発作業において、予算を抑えたい場面や回答速度を優先したい場面など、状況に合わせて柔軟にモデルの挙動を切り替えられます。
ざっくり言うと、AIの頭の使い分けを3つのモードから選べるようになりました。
たとえるなら、移動手段を「安さ優先」「バランス」「速さ優先」から選ぶような仕組みです。急ぎの作業なら返信の速さを、コストを抑えたいなら効率を重視できます。用途に合わせて最適な基準を任せられます。

モデル選択の基準にコストや応答速度の優先度を明示的に設けた点は、かなり実用的だと感じます。これまで自動選択に任せるしかなかった現場にとって、費用と精度の折り合いをつけやすくなりました。日々の細かい確認作業なら、速度を優先したほうが開発の手を止めずに済みます。
賢さ一辺倒からの脱却。AIクレジットの上限引き上げ機能とあわせて見ても、組織全体での利用コスト管理に本腰を入れてきた印象を受けます。
日常的なコード生成を大量に行う人なら、まずは効率重視の設定を試すのが良さそうです。一方、複雑な設計を任せる場面では知能重視に切り替えるなど、柔軟な使い分けが現実的な選択肢になります。10月中旬に予定されている一部モデルの提供終了に向けて、各設定の挙動がどう変化していくかを確認したいところです。
GitHub Copilotを利用している人は、作業内容や予算の状況に応じてAIモデルの選定基準を柔軟に切り替えられるようになります。

