GitHub Copilotの発表内容

AIモデル「Claude Haiku 5.5」の追加や、端末内での実行制限機能の提供を含みます。

Claude Haiku 5.5はProやBusinessなど幅広いプランで利用できます。ファイルや通信、認証情報へのAIのアクセスを遮断する制限機能は、追加費用なしで一般提供となりました。専用アプリやCLI (文字入力で操作する画面)、VS Code (編集ソフト) で動作します。

アプリ版では作業用とライセンス用のGitHubアカウントを分けて登録できるようになりました。CLI版では「Ollama (端末内でAIを動かす仕組み)」のモデルを検出して切り替えられます。VS Code版では複数の作業を並べて確認できる画面や、不要な作業領域を消去して容量を空ける機能が加わりました。

会社のライセンスを使いながら別のアカウントの保管場所に接続したり、AIによる外部通信やファイル操作を制限したりして安全に作業できます。不要になった作業データも画面上から整理できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、AIに仕事を任せるときの立ち入り禁止区域を細かく設定できるようになりました。

たとえるなら、オフィスに来た新人スタッフに「この引き出しの書類は見ないで」「外に電話しないで」と事前に鍵を渡して制限をかけるような仕組みです。勝手に大切なファイルを触られたり、外部と通信されたりする不安を減らせます。

編集部の見方

AIの自動作業を任せる機能が広がるなかで、アクセス制限を無償で開放してきた点に筆者はかなり好感を持ちました。安全対策に別料金を取らない姿勢は良心的です。守りの強化。

ただ、会社で支給されたライセンスと個人の作業場を切り離して使える変更は、企業の管理部門にとって導入のハードルを一段下げる動きになりそうです。勝手に通信されるリスクを塞げる機能と合わせれば、業務利用のルール作りもぐっと進みやすくなります。

社内の厳しい情報管理に悩んでいる人なら、今回の制限機能は重宝しそうです。秋に予定されている各社の開発者向けイベントで、競合ツールがどこまで安全制御の標準化に追随するかを確かめたいところです。

誰に関係するか

GitHub CopilotでAIに作業を任せている人は、通信やファイルへのアクセスを制限して安全に実行できるようになります。