Hostingerのメール配信の代替11選 無料・日本語・オープンソースで選ぶ (2026年版)

Hostingerのメール配信の代替11選無料・日本語・オープンソースで選ぶ

Hostingerでサイトを立てて、ついでにメール配信(Hostinger Reach)も使ってみたけれど、なんだか物足りない。そう感じて別の道を探しているなら、選択肢はかなり広がっています。

Hostinger Reach(Hostingerのメール配信)とは、Hostingerのホスティング契約に付属するメール配信機能です。サイトと同じ管理画面でメールを送れる手軽さが利点ですが、専業サービスと比べると自動化や分析の深さで見劣りするため、乗り換えを検討する人が多いのが実情です。

結論だけ先に。個人や小規模なら海外系のMailerLiteBrevo、日本語のサポートを重視するならBenchmark Email、サーバーを自分で持てるならMauticなどのオープンソース。この3択で9割の人は足ります。

この記事のポイント

  • Hostingerのメール配信は「ホスティングのおまけ」なので、機能の深さで乗り換える人が多い
  • 完全無料で始めるならMailerLite(500人まで)かBrevo(月6,000通まで)が二強
  • 日本語の管理画面と国内サポートがほしいなら国内系、月2,100円前後から
  • オープンソースは月額ゼロだが、サーバー代と運用の手間が別途かかる

Hostingerのメール配信って何が物足りない?

Hostingerのメール配信の代替11選 無料・日本語・オープンソースで選ぶ (2026年版) 図2

Hostinger Reachは、ホスティング契約に付いてくるメール配信機能です。サイトと同じ管理画面で完結するのが利点。ただ、専業のメール配信サービスと比べると、自動化のシナリオや分析の細かさで見劣りします。

乗り換えを考える人の不満は、だいたい3つに集約されます。

  • ステップメール(自動で順番に送る仕組み)の分岐が浅い
  • 配信レポートが開封率どまりで、深掘りしにくい
  • 日本語のサポート窓口が弱い

つまり「入り口としては十分だけど、本気でメールで売上を作るには手狭」。ここが出発点です。

メール配信サービスは大きく3タイプに分かれます。海外クラウド型、国内クラウド型、そしてオープンソースの自前運用型。それぞれ得意分野がまったく違うので、まず全体像から見ていきます。


代替11ツールを一覧で比較

Hostingerのメール配信の代替11選 無料・日本語・オープンソースで選ぶ (2026年版) 図3

細かい話に入る前に、候補を横並びにします。料金はいずれも公式ページの表示に基づく2026年7月時点の目安です。

ツールタイプ無料枠有料の目安日本語
MailerLite海外クラウド500人まで無料月$9〜一部
Brevo海外クラウド月6,000通まで無料月$15〜一部
SendGrid海外クラウド制限付き無料月3,000円〜一部
Constant Contact海外クラウドトライアルのみ要確認弱い
ActiveCampaign海外クラウドトライアルのみ要確認弱い
Benchmark Email国内対応あり月2,100円〜完全
MALINE国内〜無料枠月980円〜完全
Blastmail国内トライアル月4,000円〜(初期1万円)完全
WiLL Mail国内トライアル月4,000円〜完全
Mauticオープンソースソフト無料サーバー代のみ有志翻訳
Listmonkオープンソースソフト無料サーバー代のみ一部

海外系は無料枠が太く、国内系はサポートと日本語が強い。オープンソースはソフト自体が無料。この住み分けを押さえておけば、あとは自分の状況に当てはめるだけです。

では、無料で始めたい人から順に見ていきます。


無料で使えるのはどれ?

Hostingerのメール配信の代替11選 無料・日本語・オープンソースで選ぶ (2026年版) 図4

お金をかけずに始めたいなら、実質2択です。MailerLiteBrevo。どちらも「トライアル期間だけ無料」ではなく、ずっと無料で使える枠がある点が強みです。

MailerLiteは、購読者500人までなら無料。MailerLite公式の料金ページによると、有料プランは年払いで月$9からと海外系でも安い部類です(2026年7月時点)。デザインの自由度が高く、見た目のきれいなメールを作りやすい。

Brevoは数え方が違います。購読者数ではなく「送った通数」で課金する仕組み。最大2,000件の連絡先に対して、月6,000通まで無料で送れます。連絡先が多くても、送る頻度が低いならこちらが有利。

ツール無料の上限課金の基準向いている人
MailerLite購読者500人購読者数リストは小さく頻繁に送る人
Brevo月6,000通送信通数連絡先は多いが送信は控えめな人
SendGrid制限付き送信通数開発者・システム連携したい人

無料枠の「上限の数え方」で向き不向きが変わる。ここが地味に効きます。100人に週2回送るならMailerLite、1,000人に月1回送るならBrevo。自分の配信スタイルで決めるのが正解です。

SendGridも無料枠がありますが、こちらはマーケター向けというより開発者向け。他のソフトからメールを自動送信する窓口(API)が主役で、管理画面でポチポチ作る用途には少し玄人向けです。

無料で始めて、リストが育ったら有料へ。この道が一番リスクが小さいです。


日本語で使うならどれ?

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海外系は管理画面の一部が英語だったり、困ったときの問い合わせが英語対応だったりします。そこがストレスなら、最初から国内系を選ぶのが早い。

Benchmark Emailは、海外発ながら日本法人があり、管理画面もサポートも日本語。初期費用0円で月2,100円前後から。操作のわかりやすさに定評があり、はじめての1本目として無難です。

もっと安く抑えたいなら、国内系のMALINE。月980円という国内最安値水準で、登録数の制限がゆるいのが売り。コストで悩む個人や小規模チームには重宝します。

法人でしっかり運用するなら、BlastmailやWiLL Mail。初期費用や月額はやや上がりますが、その分サポートが手厚く、大量配信の到達率にも配慮されています。

ツール初期費用月額の目安特徴
Benchmark Email0円2,100円〜操作が直感的、日本語サポート
MALINE目安なし980円〜国内最安値水準、登録数にゆとり
Blastmail10,000円4,000円〜業界最安クラスの法人向け
WiLL Mail0円4,000円〜HTMLメール作成が簡単

日本語で迷ったら、まずBenchmark Email。安さ最優先ならMALINE。この2つを押さえれば十分です。

国内系は「日本の商習慣に合ったサポート」が本当の価値。トラブル時に日本語で電話やメールが通じる安心感は、英語のヘルプページとは別物です。


オープンソースは誰向け?

サブキーワードにもあるオープンソース。これは「ソフト自体は無料で、誰でも中身を見て改造できる」タイプです。代表格がMauticとListmonk。

オープンソースとは、プログラムの設計図が公開されていて、自由に使えるソフトのこと。メール配信サービスの月額料金がゼロになる代わりに、自分でサーバーを用意して動かす必要があります。

ここが分かれ目。月額は浮くけれど、サーバー代(月数百円〜数千円)と、設定や保守の手間が別途かかります。到達率を保つための設定(DKIM/SPFという、なりすまし防止の仕組み)も自分でやることに。

  • 向いている人: エンジニアがいる、データを自社で完全に持ちたい、送信数が莫大でクラウド課金だと高くつく
  • 向いていない人: とにかく早く始めたい、サーバー管理をしたくない、困ったとき誰かに聞きたい

Mauticは高機能で、複雑な自動化シナリオも組めます。Listmonkは軽量で、大量のニュースレターをさばくのが得意。どちらも「サーバーを自分で持てる人へのご褒美」のような存在です。

正直、個人や小さなチームがコスト目的だけで手を出すと、運用の手間で後悔しがち。無料のクラウド枠(MailerLiteやBrevo)のほうが総合的に安上がりなケースが多いです。オープンソースは「自由と引き換えに手間を買う」選択だと考えてください。


料金はいくらから?

一番気になるお金の話を、月額でまとめます。

予算帯選択肢誰向け
0円MailerLite(500人)/ Brevo(月6,000通)個人・スタートアップ
〜1,000円MALINE(980円)個人・小規模
2,000〜4,000円Benchmark Email / SendGrid中小・成長中のチーム
4,000円〜Blastmail / WiLL Mail法人・大量配信
サーバー代のみMautic / Listmonkエンジニアのいる組織

まず無料枠で試して、リストが500人を超えたあたりで有料を検討。この順番がいちばん無駄がありません。海外系は年払いで1〜2割安くなるので、続けると決めたら年払いに切り替えると得です。

料金だけで選ぶと、あとでサポートの薄さに泣くこともある。金額と安心感のバランスで決めるのが賢い買い方です。


Hostingerから乗り換えるときの手順

移行でつまずくのは、たいてい「購読者リストの引っ越し」です。ここを押さえれば、あとはスムーズ。

  1. Hostinger側で購読者リストをCSV(表形式のデータ)で書き出す
  2. 乗り換え先でリストを取り込む
  3. 送信元アドレスの認証(DKIM/SPF)を設定する
  4. テスト配信で見た目と到達を確認する
  5. 本番の配信を再開する

3番の認証だけは、独自ドメインを使っている場合に少し手間です。国内系ならサポートが手順を教えてくれるので、不安な人は最初から日本語サポートのあるツールを選ぶと安心。

移行は半日もあれば終わります。恐れる必要はありません。


タイプ別・失敗しない選び方

ここまでの整理をひとことで。海外系は無料枠と機能、国内系はサポートと安心、オープンソースは自由と引き換えの手間。この3軸で自分を当てはめれば、答えは自然に出ます。

  • 個人ブロガー・副業: MailerLiteかBrevo(無料で開始)
  • 国内の小規模ビジネス: MALINEかBenchmark Email
  • 成長中のBtoB: Benchmark EmailかSendGrid(API連携も視野に)
  • 大手・大量配信の法人: BlastmailかWiLL Mail
  • エンジニア組織・データ主権重視: MauticかListmonk

迷ったら、まずMailerLiteかBrevoの無料枠で1通送ってみる。手を動かすのが、比較記事を10本読むより早いです。

AIを使ったコンテンツ制作やツール選びをもっと知りたいなら、社内のAIツールを棚卸しする記事が判断の物差しとして役立ちます。日本語で使えるAI検索を探しているならFeloの完全ガイドも合わせてどうぞ。


AI PICKS編集部の判定

Hostingerのメール配信は「ホスティングのおまけ」として見れば十分優秀ですが、メールで本気で成果を出すなら専業ツールへの乗り換えは正解です。

個人・小規模なら、MailerLiteかBrevoの無料枠で始めるのが圧倒的におすすめ。お金をかけずに専業ツールの機能をフルに試せて、リストが育ってから課金すればいい。リスクがほぼゼロです。日本語のサポートと安心感を最優先するなら、月2,100円前後のBenchmark Emailが一択に近い。国内最安を狙うならMALINEも良い選択です。

一方で、オープンソースのMauticやListmonkは、コスト目的だけで飛びつくと運用の手間で消耗しがち。サーバーを扱えるエンジニアがいて、データを自社で完全に握りたい組織向けの上級者向け選択と割り切るのが正直なところです。まずは無料のクラウド枠から。ここが失敗しない王道です。


よくある質問(FAQ)

Q. Hostingerのメール配信は使い続けてもいい?

サイトの更新通知など、軽い用途なら十分です。ただ、ステップメールや細かい分析でメールから売上を作りたいなら、専業ツールのほうが伸びます。用途で線を引くのがおすすめ。

Q. 完全無料で続けられるのはどれ?

MailerLite(購読者500人まで)とBrevo(月6,000通まで)です。トライアルではなく恒久的な無料枠なので、条件内に収まればずっと0円で使えます。

Q. 日本語で困らないのは?

国内系のBenchmark Email、MALINE、Blastmail、WiLL Mailなら管理画面もサポートも日本語です。海外系は管理画面の一部やヘルプが英語のことがあります。

Q. オープンソースは本当に無料?

ソフト自体は無料ですが、動かすためのサーバー代(月数百円〜)と、設定・保守の手間がかかります。トータルでは無料クラウド枠のほうが安く済むことも多いです。

Q. リストの引っ越しは難しい?

購読者データをCSVで書き出して、乗り換え先に取り込むだけです。半日あれば終わります。送信元の認証設定だけ、独自ドメインだと少し手間がかかります。

Q. APIで自動送信したい場合は?

SendGridやBrevoがAPI(他のソフトからメールを送る窓口)を提供しています。ECの注文確認メールなど、システムから自動で送る用途に向いています。

Q. 到達率が高いのはどれ?

大量配信の到達率を重視するなら、法人向けのBlastmailやWiLL Mail、開発者向けのSendGridが実績豊富です。無料枠のツールでもDKIM/SPFを正しく設定すれば十分に届きます。


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