tldvの料金と無料プランの中身|月$18の有料版が必要な人 (2026年版)

tldvの料金と無料プランの中身|月$18の有料版が必要な人 (2026年版)

この記事のポイント tldv(tl;dv/ティーエルディーブイ)は、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議に自動で入って、録画・文字起こし・要約まで片付けるAI議事録ツールです。強みは、無料プランのままで録画も文字起こしもAI要約も動くこと。有料は月$18から。この記事を読み終えると、自分が無料で足りるのか、それとも課金する側なのかがはっきりします。営業チームなら、CRM連携とコーチング機能まで含めた判断材料がそろいます。

tldvとは、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議に自動で参加し、録画・文字起こし・AI要約までを自動で作るAI議事録ツールです。無料プランのままで録画・文字起こし・AI要約という中核機能が動き、有料プランはProが月$18から用意されています。

会議中、相手の話を聞きながらメモを打ち、終わったら記憶をたどって議事録に清書する。この二重作業で一日が削られていく感覚、心当たりがあるはずです。

tldvはそこを丸ごと引き受けます。しかも無料プランのまま、録画・文字起こし・AI要約という中核がひととおり動く。ここが競合と比べていちばん強い点です。

まずは、このツールの正体から押さえます。


tldvとは?会議に同席して記録を残すAI議事録ツール

tldvの料金と無料プランの中身|月$18の有料版が必要な人 (2026年版) 図2

tldvは、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議に参加して、録画・文字起こし・AI要約を自動で作るツールです。会議が終わった瞬間には、見返せる記録が完成しています。

スペックや対応プラットフォームだけをさっと確認したい人はtldvのツールページから。同じカテゴリの他製品と横並びで眺めたいならAI会議・議事録カテゴリと、AI議事録・会議ツールの比較記事が近道です。

読み方は「ティーエルディーブイ」。公式表記は「tl;dv」ですが、日本語で検索する人の多くはセミコロンを抜いて「tldv」と打ちます。この記事もそれに合わせています。

やることを3つに割るとこうなります。

  • 会議の自動録画(映像と音声をクラウドに保存)
  • 文字起こし(30以上の言語に対応)
  • AI要約(1時間の会議を数行に圧縮)

使う前に知っておくべき仕様がひとつ。tldvはボットが参加者としてルームに入る方式です。参加者一覧に「tl;dv」が並ぶので、相手には録音が見えます。

これは好みが分かれるところ。透明性を求められる商談では安心材料になりますが、社外との会議で毎回説明するのを面倒に感じる人もいます。2026年にはボットを出さないモード(botless mode)も追加されており、選べるようになりました。

録画方式の違いは後半の比較で整理します。まずは名前の由来から。


「tl;dv」という名前の由来は?

tldvの料金と無料プランの中身|月$18の有料版が必要な人 (2026年版) 図3

「tl;dv」は「Too Long; Didn't View(長すぎて見なかった)」の略です。ネットで定番の「TL;DR(Too Long; Didn't Read=長すぎて読まなかった)」の動画版という言葉遊び。

つまり、「全部見る時間はない。要点だけくれ」という叫びをそのまま製品名にしたわけです。

名前の時点で目的がはっきりしています。1時間の会議動画を、見なくても中身が分かる状態にする。そこがこのツールの出発点。

その約束を、どんな機能で果たしているのか見ていきます。


tldvの機能を4系統で整理する

tldvの料金と無料プランの中身|月$18の有料版が必要な人 (2026年版) 図4

機能は数が多いのですが、「記録する」「まとめる」「共有する」「連携する」の4つに分けると迷いません。全体像を表にします。

系統主な機能何が助かるか
記録自動録画・文字起こし(30言語以上)メモを取らずに会話へ集中できる
まとめAI要約・話者ごとの整理・Ask tl;dv出られなかった会議も数分で把握できる
共有タイムスタンプ付きクリップ・リンク共有「この30秒だけ見て」が送れる
連携カレンダー・CRM・5,000以上の外部ツール商談記録が顧客データに自動でひも付く

つまり、記録を取るところから他のツールへ流し込むところまでが1本でつながっています。ここから、特に効く3つを掘り下げます。

タイムスタンプ付きクリップ

tldvの看板機能です。録画の中から必要な30秒だけを切り出して、リンクで渡せます。

「値下げ交渉の場面だけ上司に見てほしい」「この仕様変更の発言だけ開発へ回したい」。こういうとき、1時間の動画を丸ごと投げつけずに済みます。相手の時間を奪わないので、チームで使うほど効いてくる機能。

Ask tl;dv(会議をまたいだ横断検索)

過去の会議すべてを対象に、質問文で検索できます。

「A社との商談で予算の話が出たのはいつ?」と聞けば、該当場面を引っ張ってくる。議事録が積み上がるほど価値が上がるタイプの機能です。1回きりの文字起こしツールとの差はここに出ます。

2026年には、複数の会議をまたいで傾向を出す「Multi-Meeting Intelligence」やAIエージェント機能も追加されました。1件ずつ読み返すのではなく、「今月の失注理由で多かったものは?」のような問い方ができる方向へ進んでいます。

5,000以上の外部連携

Slack、Notion、Google Docs、Salesforce、HubSpotなど、5,000以上のツールとつながります。

要約を自動でSlackに流す。議事録をNotionのデータベースに積む。商談メモをSalesforceの取引先へ貼る。「あとで手作業でコピペ」という工程が消えます。

機能の広さは分かりました。次はいちばん気になるお金の話。


tldvの料金プランは?無料でどこまで使えるか

結論を先に書くと、個人利用なら無料プランで十分です。ここがtldvを勧めやすい最大の理由。

無料プランでも、録画・文字起こし・AI要約という中核が動きます。海外の文字起こしソフト比較でも「無料プランでほとんどの機能が無条件で使える」と評価されていました。競合の多くが無料枠を「月10本まで」のように絞る中で、これは破格です。

有料プランの目安を整理します。

プラン料金の目安主な追加機能
Free0円録画・文字起こし・AI要約
Pro月$18〜(年払い)5,000以上の連携、playbooks、無制限の横断検索、レポート、分析、録画ダウンロード
Business月$98(年払い708ドル=月$59)AI営業分析・コーチング、GDPR/同意管理の強化、API・Webhook、複数チーム管理
Enterprise個別見積もり専用環境のAI、高度なチーム/データ管理、専任のカスタマーサクセス担当

つまり、無料と月$18の間にある壁は「機能が使えるか」ではなく「他ツールへ流せるか・過去をまとめて掘れるか」です。

そもそも一円も払いたくない、という前提で候補を並べたいならAI文字起こし無料ツールの比較が参考になります。無料枠の上限はツールごとにかなり違います。

ひとつ注意点。地域によって有料プランに最大40%の割引がかかることがあります。公式サイトで見える金額が記事の表記とずれるのは、この割引と年払い換算が理由。契約前に自分の画面に出た金額と請求周期を必ず確認してください。

では、どこで課金の線を引くか。


無料プランで足りる人、月$18を払うべき人

判断は「録画を見返して終わりか、記録を他へ渡すか」で分かれます。ここが境目。

無料で足りるのはこういう人です。

  • 会議の内容を自分だけが後から確認したい
  • 使うのは週に数本、共有はリンクを送る程度
  • CRMもタスク管理ツールも使っていない

逆に、月$18の価値が出るのはこちら。

  • SalesforceやHubSpotに商談記録を自動で残したい
  • 過去の会議をまたいで「あの案件の条件」を掘り返す機会が多い
  • 録画ファイルを手元にダウンロードして保管する必要がある

会議1本あたりで考えると、月$18は約2,700円。週5本の商談があれば1本あたり135円ほどです。議事録の清書に15分かかっているなら、元は軽く取れます。

営業マネージャーの立場だと話が変わります。コーチングや異議処理の分析はBusinessプラン(月$98)から。個人の効率化ではなくチームの底上げが目的なら、Proでは物足りません。

料金の話は以上。実際の使い始めは驚くほど短いです。


tldvの使い方|最短5分で1本目の議事録を作る

導入はアカウント作成とカレンダー連携の2ステップで終わります。専用ソフトのインストールも設定作業もほぼ不要。

流れはこうなります。

  1. 公式サイトでGoogleまたはMicrosoftアカウントを使って登録する
  2. カレンダーを連携し、録画したい会議を選ぶ
  3. 会議が始まるとtl;dvボットが自動で入室する
  4. 終了後、数分で文字起こしと要約が届く

カレンダー連携をオンにすると、以降は放置で回ります。ここが地味に効く。「録画ボタンを押し忘れた」という事故が構造的に起きません。

日本語の会議で使うときのコツを3つ。

  • 発言者ごとにマイクを分けると話者の切り分け精度が上がる
  • 社名・製品名はカスタム用語として登録しておく
  • 要約の書式(箇条書き/決定事項+ToDo)はテンプレートで固定する

最初の1本で要約の質が微妙に感じても、用語登録とテンプレ調整で化けます。ここを飛ばして「使えない」と判断するのはもったいない。

精度そのものはどうなのか。


文字起こしの精度と日本語対応の実力

tldvは30以上の言語に対応し、海外の精度テストでは97.3%という数値が報告されています。英語以外の通話や、雑音の多い環境でも比較対象より高い結果でした。

ただし、この数字は英語中心のテスト環境で出たものです。日本語の会議にそのまま当てはめるのは危険。

日本語で精度が落ちやすい場面を挙げます。

  • 複数人が同時に話す(オンライン会議では頻発)
  • 業界用語や社内の略語が多い
  • 音声品質が低い(PCの内蔵マイク、電話回線経由)

このあたりは、どのAI議事録ツールでも共通の弱点です。tldvだけが劣るわけではありません。文字起こしの土台をきちんと作りたいなら、AI文字起こしツールの比較記事で他候補も見ておくと選定が早く終わります。無料枠だけで精度を試したい場合は文字起こしAIの無料おすすめ比較から当たるのが手っ取り早いです。

要約の精度は文字起こしの精度に乗ります。土台が崩れると要約も崩れる。マイク環境への投資は、ツール選び以上に効くことがあります。

データの扱いも確認しておきましょう。


セキュリティとデータの保管先

tldvは2026年時点で、EU圏のサーバー(Google Cloud・AWS・Hetzner、ISO 27001認証のデータセンター)にデータを置いています。SOC 2とEU AI Actへの対応も表明済み。

以前は米国中心の構成でしたが、そこから明確に前進しています。欧州の取引先がある企業には効く変更です。

会議の録画は、社内でもっとも機密性の高いデータのひとつ。導入前に社内で押さえておきたい点を挙げます。

確認項目見るポイント
保管場所EU圏サーバー。国内保管が要件なら要検討
認証SOC 2、GDPR対応、EU AI Act対応
録画の告知ボット参加で相手に見える。botless modeでは別途運用ルールが必要
権限管理誰が録画を見られるか。共有リンクの扱い

情報システム部門を通す前提なら、AI議事録の法人導入ガイド(セキュリティ要件と選定チェックリスト)で確認項目をひととおり潰しておくと稟議が早く通ります。

つまり、認証面は整っている一方で「日本国内にデータを置きたい」という要件があると引っかかります。金融・医療など規制の厳しい業種では、ここが最初の関門。

録画していることを相手に伝える運用も忘れずに。ボットが見えるうちは自然に伝わりますが、botless modeを使うなら冒頭で口頭確認するルールを決めておくべきです。

競合と並べるとtldvの立ち位置がはっきりします。


競合ツールとの違い|どれを選ぶべきか

AI議事録ツールは選択肢が多く、当たり外れも大きい分野です。tldvの位置づけを、方式と強みで整理します。

ツール録画方式強み向いている人
tldvボット参加(botlessも可)無料枠が広い、5,000超の連携、営業コーチング商談が多い個人・営業チーム
Otterボット参加英語の実績が長い、有料が比較的安い英語の会議が中心の人
Granola端末側で録音ボットを出さない、メモ主体のUI社外に録音を見せたくない人
国産ツールサービスによる日本語特化、国内サーバー日本語精度と国内保管を最優先する人

つまり、tldvの強みは「無料枠の広さ」と「営業向けの厚み」に集約されます。日本語精度の一点勝負なら国産ツールに分があります。

社外の相手に録音を見せたくないならGranolaのような端末録音型が候補。Mac限定・録画なしといった弱点の埋め方はGranolaの代替ガイドにまとめています。逆に、透明性を担保したい商談ではボットが見えるほうが都合がいい場面もあります。英語の会議が中心なら、Otter.aiの完全ガイドで料金と使い勝手を先に確認しておくと比較が早いです。

日本語主体でチーム導入するなら、AI議事録の自動作成おすすめ比較で国産勢と並べて検討するのが早道です。

判断材料がそろったところで、率直な評価を書きます。


編集部の評価|tldvは誰に勧められるか

公開情報とリサーチをもとにした率直な評価です。

無料プランの広さは、この分野で圧倒的。録画・文字起こし・AI要約という中核が制限なく動くツールは他になかなかありません。「まず試してみる」の心理的コストがほぼゼロ。ここは素直に破格です。

営業チームへの寄せ方が明確。playbooks、コーチング、CRM連携という並びを見ると、この製品が誰を向いて作られているかが分かります。商談の多いチームなら重宝します。営業まわりを他のツールでも固めたいならAI営業支援カテゴリも見ておくといいでしょう。

一方で、正直イマイチな点も。日本語まわりの情報が薄いのが最大の弱点です。精度テストの97.3%は英語中心の環境で出た数字で、日本語会議での実力は公式にも第三者にも十分なデータがありません。日本語の議事録品質が採用条件なら、無料枠で自社の会議を試してから決めるべきです。

データの国内保管が必要な組織には向きません。EU圏サーバーは欧州取引には有利ですが、国内保管が要件なら最初から選択肢から外れます。

結論。個人〜小規模チームで商談録画を回すなら、まず無料で始めるのが一択です。CRMに流したくなったら月$18へ。営業組織全体の底上げが目的ならBusinessプラン。この順で階段を上がるのがいちばん無駄がありません。

最後に、よく聞かれる疑問をまとめます。


よくある質問(FAQ)

Q. tldvは無料でどこまで使えますか?

録画・文字起こし・AI要約という中核機能が無料プランで動きます。競合の多くが無料枠を本数で絞る中では異例の広さ。制限がかかるのは外部連携、無制限の横断検索、録画ダウンロード、分析レポートあたりです。個人で使う分には無料で完結するケースが多くなります。

Q. 日本語の会議でも使えますか?

30以上の言語に対応しており、日本語の会議でも利用できます。ただし精度テストの数値は英語中心の環境で出たもので、日本語での実力は公式データが限られます。同時発話や社内の略語が多い会議では取りこぼしが出やすいので、無料プランで自社の会議を数本試してから判断するのが確実です。

Q. 録画していることは相手に分かりますか?

標準ではtl;dvボットが参加者としてルームに入るため、相手の画面に表示されます。2026年に追加されたbotless modeを使えばボットは出ませんが、その場合は録音の告知を口頭やアジェンダで明示する運用ルールが必要です。無断録音はトラブルの元になります。

Q. Zoom以外の会議ツールにも対応していますか?

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsに対応しています。カレンダーと連携しておけば、どのツールの会議でも自動で入室して録画が始まります。会議ごとに手動で設定する必要はありません。

Q. 有料プランはいくらからですか?

Proが年払いで月$18から、Businessが月$98(年払いなら708ドル=月$59)です。地域によって最大40%の割引がかかる場合があり、公式サイトで表示される金額が変わることがあります。契約前に自分の画面に出た金額と請求周期(月払いか年払いか)を必ず確認してください。


次に読むならこれ

tldvを候補に入れたなら、他のAI議事録ツールと並べて比べておくと選定が一度で終わります。AI議事録の自動作成おすすめ比較では国産ツールを含めて日本語精度と料金を横並びにしているので、「日本語の会議が中心」という条件で最終判断したい人はこちらから読むと早いです。

経営会議や役員会のように機密性の高い場で使うなら、経営者の議事録AIの選び方も併せてどうぞ。カテゴリ全体を眺めたい場合はAI会議・議事録カテゴリから他の候補も追えます。