Figma AIの発表内容

米Figmaは本日、「Figma AI」のエージェント(自律的に作業を進める機能)のベータ版(試用版)提供を終了しました。複数の改善を加えた正式版として提供を開始します。

今回の更新では、デザインの出力品質を高めました。あわせて利用者の指示に従う精度を改善し、完了までに時間がかかる作業も途切れずに処理できるよう改修しています。

品質の検証として、プロのデザイナーによる人手での採点評価を実施しました。その結果、新しい機能は約60%以上の割合で従来よりも高い評価を獲得しています。

これにより、まとまった手順を要する作業でも、指示通りの成果物を安定して得られます。時間のかかる作業を任せられるため、制作の手間を減らせます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、指示した作業を途中で投げ出さずにやり切る頼もしいアシスタントに育った、ということです。

これまでは止まりがちだった長い作業も粘り強くこなせるようになり、プロの目から見ても約60%以上の場面で仕上がりが良くなりました。複雑な頼み事も安心して任せられます。

編集部の見方

プロのデザイナーによる採点で約60%以上が支持したという数字は、かなり強気なアピールです。デザインの現場では微細なズレが作業の手戻りにつながるため、玄人を納得させるのは簡単ではありません。AIの実用化への本気度。筆者はこの勝率の高さに率直に驚きました。

ただ、指示への追従や長時間の処理が改善されたとはいえ、業務のすべてを任せきりにできる段階ではまだなさそうです。日常的に画面設計を行う人なら、まずは下書きやパーツ作成などの単発作業から段階的に任せてみるのが現実的だと思います。

誰に関係するか

Figmaでデザイン制作を行っている人は、時間のかかる作業でも指示に沿った高品質な成果物を安定して作成できるようになります。