DeepL、「DeepL Voice」に声を保つ翻訳機能 14言語で話し方や間の取り方まで再現
- 「DeepL」が「DeepL Voice」に声を保つ翻訳機能を追加しました。
- 新しいモデルが、話し手の声をそのまま別の言語へリアルタイムで届けます。
- 対応は14言語で、すでに利用できます。

「DeepL」は、音声翻訳サービス「DeepL Voice」に、話し手の声を保ったまま翻訳する機能を追加しました。提供はすでに始まっています。
支えるのは新しく用意されたモデルです。訳した言葉を届けるだけではなく、話している本人の声そのものを、別の言語へリアルタイムで届けます。
移るのは声だけにとどまりません。声の調子、話すリズム、話す速さ、表現の仕方も、翻訳された音声に引き継がれます。話し方の特徴がそのまま別の言語に乗る形です。
対応するのは14言語です。この14言語の間では、今すぐこの機能を使えます。
海外の取引先や同僚と話す場面では、自分の声のまま、内容が相手の言語で伝わります。言葉の中身と一緒に、話し方の印象も相手側に届きます。
つまり、訳された言葉が読み上げソフトの声ではなく、自分の声で出てくるということです。声の高さや話す速さ、間の取り方まで一緒に運ばれるので、聞いている相手には自分がその言語で話しているように届きます。しかも録音してから変換するのではなく、話しているそばから切り替わります。対象は14言語です。

精度ではなく「声を残す」ほうに振ってきたのが面白いところです。筆者が発表文を読んで引っかかったのは、調子やリズム、間の取り方まで並べている点でした。訳文の正しさよりも、聞いた相手がどう受け取るかを気にしている書き方です。
声が本人のままなら、オンライン会議の空気はかなり変わりそうです。
ただ、本人の声をそのまま作れる技術は、なりすましの心配とセットになります。社内の打ち合わせで使うぶんには気楽ですが、契約の交渉や採用面接のような場では、本人確認の手順を決めてから入れたほうが無難だと思います。
対応は14言語。日本語で話したときにどこまで自然に聞こえるかは、実際のデモの音声しだいという印象です。次の「DeepL Voice」のアップデートで、対応言語がどこまで広がるかを見たいです。
海外拠点や海外の取引先とオンライン会議をしている人は、自分の声のまま相手の言語で話せるようになります。
出典: brnw.ch ↗

