Figma AIの発表内容
米Figmaは2026年10月15日、年次発表で新機能を公開しました。デザイン画面上で直接コード層を作成する機能や、外部ツール連携が含まれます。
新機能のコード層を使うと、指示文や既存コードから動く試作画面を作れます。この機能は有料プラン向けに公開されており、2026年11月4日までは追加料金なしで利用できます。また、設計の意図や技術情報を整理する「Figma Specs」も有料プラン向けに提供が始まりました。
関連ツールの「Figma Make」では、データベースや認証を含むバックエンドを構築できるようになりました。さらに、MCP (外部ツールと連携するための規格) を用いた機能も強化され、新たに20社の提携先に対応しています。
デザイン画面の作成だけでなく、本番用データと連動したアプリ作りを同じ場所で進められます。外部のAIツールから直接指示を出して画像を生成したり、仕様を編集したりする作業にも活用できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、見た目の絵を描くだけだった設計画面が、そのまま動く試作品の組み立て工場に変わるということです。
これまでは画面を作ったあと、別の道具で中身のプログラムを用意していました。今回の機能を使えば、外部のAIツールから直接指示を出して画面を動かしたり、背後にあるデータ管理の仕組みまでまとめて用意したりできます。
編集部の見方

絵から本番へ。デザインと実装の境界が、かなり薄くなってきました。
筆者は、デザインツール側がデータベースや認証まで抱え込み始めた点に驚きました。見た目の調整にとどまらず、動くアプリをそのまま作らせる狙いが明確です。有料プランでコード層が無料になる2026年11月4日までは、試作を頻繁に行う人なら試す価値があります。
一方、外部連携の相手が20社増えたことで、他社のAIツールからFigmaを動かす作業スタイルが広まりそうです。
誰に関係するか
Figmaで画面設計をしている人は、外部のAIツールから直接コード層の作成や画像の生成ができるようになります。


