Zapier AIの発表内容
「Zapier AI」を提供する米Zapierは、データベース機能「Zapier Tables」向けに3つの新しいアクションを公開しました。公式ブログで2026年10月27日に発表された機能で、初回公開日は2026年7月28日です。
追加されたのは「Create Multiple Records」「Create Table」「Add Field(s)」の3機能です。このうち「Create Multiple Records」は、注文データの各行を読み取って最大1000件のレコードを一括で作成できます。未作成の場合はZap上から新規テーブルを作成でき、あとから追跡番号などの列を追加することも可能です。
この機能により、複数商品を含む1件の注文を、商品ごとの個別行に分けたチェックリストとして登録できます。倉庫作業では商品ごとに確認欄を設けて出荷状況を管理し、後続の処理で出荷済みに更新できます。利用プランはFree、Professional、Team、Enterpriseに対応しています。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、伝票にまとまって書かれた複数の買い物を、自動で1品ずつのチェックリストに書き写してくれる機能です。
たとえば、1枚の注文書に複数の商品が並んでいるときに、出荷リストへ1行ずつ切り分けて転記する作業を自動化できます。転記漏れによる発送ミスを防げます。
編集部の見方

実に手堅い更新です。
1回の注文に12個の商品が入っていると1行にまとまってしまい、現場で品落としが起きるという生々しい例に筆者は共感しました。複数行の展開を外部スクリプトに頼っていた人は、これだけで作業手順をかなり省けそうです。他社の自動化ツールでも同様の明細展開機能が標準化していく流れになりそうです。
ただ、1回で最大1000件まで作れるとはいえ、プランごとの月間レコード上限には注意がいります。
誰に関係するか
ECサイトの複数商品をまとめた注文を扱っている人は、商品ごとの個別行に自動分割して出荷作業用リストを作成できるようになります。
出典: Zapier Blog ↗


