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GLM-5.2の料金を全部整理|月$18から使えるコスパと選び方 (2026年版)
この記事のポイント GLM-5.2の料金は「サブスク(GLM Coding Plan)」と「API従量課金」の2本立てで、入り口は月$18です。年払いなら30%オフ、さらに2026年9月までの導入プロモが重なると実質価格はかなり下がります。ただしクォータはトークンではなくプロンプト数で、GLM-5.2はピーク時に3倍のスピードで減ります。表示価格だけ見て決めると、あとで「思ったより回せない」となる設計。損益分岐と落とし穴を数字で並べます。
「GLM-5.2、安いらしいけど実際いくらなのか分からない」。そう感じて検索した人が多いはずです。理由ははっきりしていて、価格の入口が2つあり、そこに割引が3層も重なっているから。
先に答えを出すと、個人開発ならLite(月$18)で試して、足りなければPro(月$72)へが正解です。Maxは月$160、チームや高頻度の自動化向け。APIの従量課金は100万トークンあたり入力$1.40・出力$4.40で、使う量が読めないうちはこちらのほうが安く済みます。
以下、数字の中身を全部開けます。
GLM-5.2の料金はいくら?3プランと従量課金の早見表

GLM-5.2の価格体系は、定額のGLM Coding Planと、使った分だけ払うAPI従量課金に分かれます。まず全体像を1枚にまとめました。
| 課金方式 | 価格(2026年7月時点) | クォータ・単位 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Coding Plan Lite | 月$18(プロモ$12.60) | 週あたり約400プロンプト | 個人開発、週末だけ触る人 |
| Coding Plan Pro | 月$72(プロモ$50.40) | 週あたり約2,000プロンプト | 平日毎日コードを書く人 |
| Coding Plan Max | 月$160(プロモ$112) | 週あたり約8,000プロンプト | チーム利用、自動化の常時稼働 |
| API従量課金 | 入力$1.40/出力$4.40(100万トークン) | 実消費トークン | 使用量が月ごとに大きく揺れる人 |
| APIキャッシュ入力 | $0.26(100万トークン) | 再利用された入力分 | 同じ長文を何度も読ませる人 |
つまり、月$18が最低ラインで、上は月$160。ここに割引が乗って実質価格が変わる、という構造です。
各プランの中身を、順番に開けていきます。
GLM-5.2とは何か。1Mトークンと料金の関係

GLM-5.2とは、Z.aiが提供する大規模言語モデルで、最大100万トークン(AIが一度に読める文字のかたまり)の長文を扱えるコーディング向けの選択肢です。
構成としては、753B(7,530億)の総パラメータのうち、1トークンあたり約40Bだけを動かすMixture-of-Experts型。ざっくり言うと、巨大な専門家チームを抱えつつ、質問ごとに担当だけを起こす仕組みです。全員を毎回叩き起こさないぶん、推論コストが抑えられます。
これが料金に直結します。
- 総パラメータが大きい → 賢さの上限が高い
- 実際に動く部分が小さい → 1トークンあたりの単価が下がる
- 100万トークンの文脈 → リポジトリ丸ごと読ませる使い方が現実的になる
長文を読ませる設計だからこそ、料金の話では「入力トークンをどう減らすか」が効いてきます。ここは後半で戻ってきます。
Lite・Pro・Maxはどこが違う?

3プランの差は、価格そのものよりも「週にどれだけ回せるか」です。GLM Coding Planは、Claude Code、Cursor、Clineをはじめ20種類以上のエージェント系ツールに接続して使う想定になっています。
| 項目 | Lite | Pro | Max |
|---|---|---|---|
| 通常月額 | $18 | $72 | $160 |
| プロモ適用時 | $12.60 | $50.40 | $112 |
| 週あたり目安プロンプト数 | 約400 | 約2,000 | 約8,000 |
| 1日あたり換算 | 約57回 | 約285回 | 約1,140回 |
| プロンプト単価(通常月額/月間換算) | 約$0.010 | 約$0.008 | 約$0.005 |
| 想定用途 | 小規模開発、軽い利用 | 日常的な開発 | 高頻度・大規模開発 |
つまり、上位プランほど1プロンプトあたりの単価は下がります。Liteの約$0.010に対してMaxは約$0.005で、単価だけ見れば半額。ただし使い切れなければ意味がない数字です。
判断の目安はここ。 1日50回以上エージェントに投げる日が週3日以上あるなら、Liteはすぐ天井に当たります。逆に「調べ物ついでに週に何度か」ならLiteで十分すぎる。
Proの週2,000は、平日1日400回ペース。エージェントに自律的にファイルを読み書きさせる使い方だと、1タスクで10〜30回消えるので、体感では1日15〜40タスク相当です。
割引はどこまで効く?請求サイクルとプロモの重ね方

ここがGLM-5.2の料金でいちばん誤解されている部分です。割引は2種類あり、性質が違います。
| 割引の種類 | 内容 | 期限 |
|---|---|---|
| 請求サイクル割引(月払い) | 10%オフ | 常設 |
| 請求サイクル割引(四半期払い) | 20%オフ | 常設 |
| 請求サイクル割引(年払い) | 30%オフ | 常設 |
| 導入プロモーション | 30%オフ | 2026年9月まで |
Z.aiの公式サブスクリプションページの記載によると、プロモ適用後の価格はLiteが$12.60、Proが$50.40、Maxが$112です(2026年7月時点)。$18に対する$12.60はちょうど30%オフなので、プロモの30%が反映された数字と読めます。
長く使うと決めているなら年払い一択です。 30%オフは月にすると3.6か月分がタダになる計算で、この規模の割引は珍しい。
ただし注意点。年払いは為替リスクを一括で背負う契約でもあります。ドル建てで前払いするので、円安が進めば来年の実質負担は上がりません(すでに払い済み)が、円高になれば逆に高値掴みになる。円換算での損得は読み切れないので、「使い続ける確信があるか」だけで決めるのが健全です。
迷うなら四半期払いの20%オフが中間解。3か月使ってみて合わなければ抜けられます。
API従量課金はいくらか。100万トークンあたりの実額
定額プランを使わず、APIから直接叩く選択肢もあります。APIとは、他のソフトからAIを呼び出す窓口のこと。自社サービスに組み込む場合はこちらになります。
| モデル | 入力(100万トークン) | 出力(100万トークン) | キャッシュ入力 | コンテキスト |
|---|---|---|---|---|
| GLM-5.2 | $1.40 | $4.40 | $0.26 | 最大100万トークン |
| GLM 5 | $0.600 | $1.92 | $0.120 | 203Kトークン |
GLM 5は2026年2月11日リリースで、単価はGLM-5.2の半分以下。つまり、常に最上位を使う必要はありません。
分類・要約・整形のような単純作業はGLM 5に流し、設計判断や大規模リファクタだけGLM-5.2に投げる。この振り分けだけで、月のAPI費用は体感3〜4割落ちます。地味に効くやり方です。
キャッシュ入力の$0.26も見逃せません。入力$1.40に対して約5分の1。同じ仕様書やコードベースを毎回読ませるワークフローでは、ここが最大の節約ポイントになります。
サブスクと従量課金、どっちが安い?損益分岐を出す
数字で殴ったほうが早いので、典型的な1リクエストのコストを置いて計算します。
前提は「入力20,000トークン+出力3,000トークン」。エージェントにファイル数本を読ませて修正を返させる、標準的なサイズです。
- 入力: 20,000 × $1.40 ÷ 1,000,000 = $0.028
- 出力: 3,000 × $4.40 ÷ 1,000,000 = $0.0132
- 合計: 約$0.041/回
これを月間の実行回数で伸ばすと、こうなります。
| 月間リクエスト数 | API概算コスト | 同等以上のCoding Plan | どちらが得か |
|---|---|---|---|
| 300回 | 約$12 | Lite $18 | API |
| 500回 | 約$21 | Lite $18 | ほぼ互角 |
| 1,000回 | 約$41 | Pro $72 | API |
| 2,000回 | 約$82 | Pro $72 | Coding Plan |
| 5,000回 | 約$206 | Max $160 | Coding Plan |
| 10,000回 | 約$412 | Max $160 | Coding Plan(圧倒的) |
つまり、月500回あたりがLiteとの分岐点、月2,000回あたりがProとの分岐点です。それを超えると定額が急に強くなります。
月1万回まで回す人にとって、Maxの$160は破格。API換算で$412かかる量が半額以下で収まる計算になります。
ただしこの表には前提があります。1リクエストの入力が20,000トークンという想定。リポジトリ全体を100万トークン読ませる使い方をすると、1回$1.4を超えてAPI側のコストが跳ね上がります。長文を毎回投げるなら、定額プランのほうが精神衛生上も良い。
「プロンプト数」クォータの落とし穴
ここが最重要です。表示価格だけで判断すると、ここで足をすくわれます。
GLM Coding Planのクォータは、トークン量ではなくプロンプト数で数えられます。そしてGLM-5.2は、ピーク時に3倍・オフピーク時に2倍のレートで消費される仕様です。
計算するとこうなります。
| プラン | 名目の週間プロンプト数 | GLM-5.2オフピーク(2倍) | GLM-5.2ピーク(3倍) |
|---|---|---|---|
| Lite | 約400 | 約200回 | 約133回 |
| Pro | 約2,000 | 約1,000回 | 約667回 |
| Max | 約8,000 | 約4,000回 | 約2,667回 |
Liteの「週400」を素直に受け取ると、実際には週133回しか5.2を叩けない可能性がある。1日あたり19回です。エージェントに1タスク任せると10回前後は消えるので、Liteは1日1〜2タスクが現実的な上限という見方になります。
ここまでの整理: GLM-5.2の料金は「月$18から」で正しいものの、実効の使用量は表示クォータの3分の1まで落ち得ます。プラン選びは価格表ではなく、この補正後の数字でやるべきです。逆に言えば、軽いタスクをGLM 5に逃がせばクォータは倍近く伸びます。
もうひとつ。ピークとオフピークで消費レートが変わるということは、作業時間帯をずらすだけで1.5倍長く使えるということでもあります。夜間バッチや自動化を組んでいるなら、実行時刻の調整はそのままコスト削減になる。
GLM-5.2とGLM 5、どちらを選ぶべき?
料金差が2倍以上あるので、ここは真剣に考える価値があります。
| 判断軸 | GLM 5が向く | GLM-5.2が向く |
|---|---|---|
| コスト感度 | 高い(単価が半分以下) | 低い(品質優先) |
| 扱う文書量 | 203Kトークンで足りる | リポジトリ全体を読ませたい |
| 作業の性質 | 分類・要約・整形・定型コード | 設計判断・大規模リファクタ・難バグ |
| クォータ消費 | 通常レート | 2〜3倍レート |
現実的な運用は「二刀流」です。Coding Planを契約しつつ、軽い処理はGLM 5のAPIに逃がす。クォータを高難度タスクに温存できるので、同じ月額でこなせる仕事量が増えます。
AIツール選定の考え方そのものを整理したいなら、社内での導入判断プロセスをまとめた内部監査とAIツールが下敷きになります。コスト承認を通す側の視点が入っているので、稟議を書く立場の人には特に役立つはず。
どのプランを選べばいい?タイプ別の答え
曖昧な結論は出しません。タイプごとに1つずつ決めます。
個人開発者・週末プログラマー → Lite(月$18)一択。ピーク補正後で週133回でも、週末に触る程度なら余ります。プロモ中なら$12.60。
フリーランス・毎日コードを書く人 → Pro(月$72)。API換算で月2,000回を超えるなら定額のほうが安く、しかも上限を気にせず投げられる心理的な軽さがある。
3人以上のチーム・自動化を常時走らせる組織 → Max(月$160)。API換算$412相当が半額以下という点で、ここだけコスパの桁が違います。
自社プロダクトに組み込む → API従量課金。定額プランはエージェントツール経由の利用が前提なので、プロダクト組み込みは従量が筋です。
まだ使うか分からない → APIに$10だけ入れて試す。月$18のサブスクより先に、自分の1リクエストあたりコストを実測するのが遠回りに見えて最短です。
日本から契約するときに気をつけること
価格はすべて米ドル建てです。円換算はレート次第なので、1ドル150円の前提で目安だけ置きます。
| プラン | ドル | 円換算目安(1ドル150円) | プロモ適用時の円換算目安 |
|---|---|---|---|
| Lite | $18 | 約2,700円 | 約1,890円 |
| Pro | $72 | 約10,800円 | 約7,560円 |
| Max | $160 | 約24,000円 | 約16,800円 |
為替は動きます。この表は「だいたいこのくらい」の感覚をつかむためのもので、請求額の保証ではありません。
もう2点。
- 決済手数料: 海外決済扱いになるカードでは1.6〜3%程度の手数料が乗ることがあります。年払いだと一括で効いてくる
- データの扱い: 業務コードを投げるなら、契約前に公式の利用規約とデータ利用ポリシーを自分の目で確認してください。ここは記事の要約で済ませてはいけない箇所です
社内規程に照らして判断が必要な場合、情報収集の段階から検索AIを併用すると早い。日本語の一次情報を拾う用途ならFelo完全ガイドの使い分けが参考になります。
料金を1円でも下げる実務テク
効果が大きい順に4つだけ。
- キャッシュ入力を効かせる — 同じ仕様書・同じコードベースを繰り返し読ませるなら、入力$1.40がキャッシュ$0.26になります。約5分の1
- オフピーク時間に寄せる — ピーク3倍がオフピーク2倍に。同じクォータで1.5倍働けます
- モデルを振り分ける — 整形・分類はGLM 5(入力$0.600)へ。GLM-5.2の$1.40を温存する
- 入力を削る — 100万トークン入るからといって全部渡さない。関連ファイルだけに絞れば1リクエストの単価がそのまま下がります
4番目が地味にいちばん効きます。入力20,000トークンを8,000トークンに絞れば、1回$0.041が$0.024。半額近い。
「100万トークン読める」は、「毎回100万トークン読ませていい」ではないということ。
AI PICKS編集部の判定
GLM-5.2の料金は、コーディング用途に限れば現時点でかなり強い部類です。特にMaxの月$160は、API換算で月$412相当を回せる想定になっており、高頻度で自動化を走らせるチームには破格。ここは素直に評価していい。
一方で、正直イマイチな点もあります。クォータがトークンではなくプロンプト数で、しかもGLM-5.2だけ2〜3倍で減る設計は、事前にコストを見積もりにくい。「週400プロンプト」を額面通り受け取ってLiteを契約すると、実効133回で頭打ちになって不満が残るはずです。価格表と実効値のギャップが大きすぎる。
それでも、月$18から入って合わなければ抜けられる価格帯であることは重宝します。年30%オフに飛びつく前に、まず1か月分の月払いで自分の消費レートを実測する。この順番を守れば、失敗しても損失は$18で止まります。
総合すると、個人はLite、日常開発はPro、自動化前提のチームはMax。プロダクト組み込みだけはAPI従量。この4分類で迷いは消えます。
関連する比較・代替を見る
料金だけでなく、実際の開発体験も込みで比べたい人向けに。
- Claude CodeとCursorの比較 — ターミナル型とエディタ型、どちらにGLM-5.2を接続するかの前提整理
- CursorとGitHub Copilotの比較 — 補完中心か、エージェント中心かの分岐点
- Claude CodeとGitHub Copilotの比較 — 定額プランの費用対効果を比べるならここ
- Claude Codeの代替ツール — 外部モデルを差し込める環境を探している人向け
- Cursorの代替ツール — サブスク費用を抑えたい場合の選択肢
- AIコーディングツール一覧 — カテゴリ全体を眺めて相場観をつかむ
よくある質問(FAQ)
Q. GLM-5.2の最安プランはいくらですか?
GLM Coding PlanのLiteで月$18です。2026年9月までの導入プロモが適用されると$12.60。さらに年払いを選ぶと請求サイクル割引30%が効きます。ただしLiteの週約400プロンプトは、GLM-5.2をピーク時に使うと実効133回程度まで下がる点に注意してください。
Q. 無料で試す方法はありますか?
常設の無料プランは公表されていません。試すならAPIに少額をチャージして、実際のリクエスト単価を測るのが現実的です。入力20,000+出力3,000トークンで1回約$0.041なので、$5で約120回試せる計算になります。
Q. Coding PlanとAPI従量課金はどちらが安いですか?
月間リクエスト数で決まります。おおよそ月500回未満ならAPI、月2,000回を超えるならProの定額が有利です。月5,000回を超えるとMax($160)がAPI換算$206を下回り、差が広がっていきます。
Q. プロンプト数クォータはどう数えられますか?
トークン量ではなく、リクエストの回数で数えます。GLM-5.2を使う場合はピーク時に3倍、オフピーク時に2倍のレートで消費されます。長文を投げても短文を投げても1回は1回なので、入力を削ってもクォータは節約できません(API課金額は下がります)。
Q. GLM 5とGLM-5.2の料金差はどれくらいですか?
GLM 5は100万トークンあたり入力$0.600・出力$1.92、GLM-5.2は入力$1.40・出力$4.40です。出力側で約2.3倍の差。コンテキストもGLM 5が203Kトークン、GLM-5.2が最大100万トークンと開きがあります。
Q. 年払いにすべきですか?
3か月以上使う確信があるなら年払いの30%オフは強い。確信がなければ、まず月払いで1か月使って消費レートを実測してください。年払いはドル建て前払いなので、為替の読みも一緒に背負うことになります。
Q. どのツールから使えますか?
Claude Code、Cursor、Clineをはじめ20種類以上のエージェント系ツールに接続できます。既存のワークフローを変えずにモデルだけ差し替える形になるので、乗り換えコストは低めです。
Q. 日本語のコメントやドキュメントも扱えますか?
扱えます。ただし管理画面やドキュメントは英語中心なので、契約手続きでは英語の読解が必要になります。日本語での情報収集を補助したい場合は、検索AIを併用するとスムーズです。
料金の次に気になるのは、そもそもどのAIツールを社内に入れるかの判断基準のはず。稟議と運用の型を先に押さえたいなら、内部監査とAIツールを次に読むと、コスト計算の話が組織の話につながります。画像や生成系まで含めた全体の相場観がほしい人はAIイラストツール比較やComfyUIとStable Diffusionの比較、汎用アシスタントの立ち位置はMeta AIガイドが早いです。
